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【千田琢哉の頭脳】Vol.0036(2009年3月11日発行のブログより)from次代創造館秘書室

カレから来ていたメールの頻度が最近、極端に減りました。もう冷めてしまったのでしょうか?あるいは、ひょっとして、浮気しているのでしょうか?

(兵庫県・会社事務職・Eさん・女性・24歳)

人は、最も感謝しなければならない相手に対して
恩を仇で返しやすい生き物です。

たとえば、Eさんのお付き合いしている男性は、
頻繁にメールをくれていた。

これは事実です。

この事実に対して、まずは感謝することはあっても
恨むことは何一つないでしょう。

次に、今までくれていたメールを、当たり前だとは思っていなかったか、
自分自身で振り返ってみてください。

また、極端に頻度が減りました、というところから、
0ではないことがわかります。

0と1では雲泥の差です。

0と0.1でも雲泥の差です。

まずは0でないことに対して、感謝すべきでしょう。

愛情というものは、
結局は相互の“敬意”をベースにしていなければ持続しません。

永遠の愛は、永遠の敬意なのです。

敬意を抱くためには、もちろん相手に対する感謝が必要になってきます。

感謝をされると、相手は安心します。

ひょっとしたら、Eさんの感謝が伝わらなかったことが、
男性の心を不安にさせたのかもしれません。

解決策は、一つです。

感謝の念が本当であれば、
今度はEさんからメールをするべきではないでしょうか。

いつも自分から発信してばかりいる人は、
いつも相手からの返事を待っている人です。

つまり、相手の男性だって
Eさんはなぜ自分からはメールをくれないのだろう…
と悲しんでいるかもしれません。

自分から発信していないのに、
相手からメールをもらうとうれしいに決まっています。

Eさんは今まで受け身でいたために、
そのありがたさがわからないかもしれませんが、
相手から攻められる快感、追いかけられる快感は最高のぜいたくです。

それを知って感謝するためにも、
Eさんからメールをした方がいいでしょう。

相手がいかに喜ぶのかがわかります。

自分が動かずに、待ちの姿勢で問題を解決するのを委ねるのではなく、
自分が動くことによって能動的に問題を解決することで
一気に人生が充実してくるはずです。

いくら口で感謝していると言っても、それを行動で表さなければ、
大人の世界では感謝しているとは言えないのです。

ぜひ、幸せになってください。

...千田琢哉(2009年3月11日発行の次代創造館ブログより)

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