【気づき】Vol.0944(2011年2月7日発行のブログより)
「運」と「才能」。
永遠に夢を実現できずに、
永遠にコントロールされて終わっていく人の共通点。
成功は、「運」と「才能」だと思っていることだ。
この考え方を改めないと、その人は人生を無駄に生きて終わっていく。
自分が成功できないのは「運」と「才能」がないからだ、
という考え方にはその先がない。
つまり、ずっと⾜踏みして終わっていくのだ。
これほど時間の無駄はない。
「運」と「才能」のせいにした途端、
「どうせ努力しても無駄だよね」
と拗ねて、努力しなくてもいい大義をつくってしまう。
確かに成功者たちはインタビューで、
「運がよかったんです」
「本当にラッキーでした」
と言うことがある。
でもあなたがそれと同じ「運」を与えられたとして、
その成功者と同じように成功できるはずがない。
わかりやすくいうと、
イチロー選手は「運」がよかった。
ビル・ゲイツは「運」がよかった。
ピカソは「運」がよかった。
となってしまう。
「運」を強調する人は「才能」を強調する人でもある。
「才能」を授かったのは「運」がよかったから、と片付けようとするからだ。
真実は逆なんだよね。
自分には「運」も「才能」もないと悟ったら、
負け犬同士で安い居酒屋で慰め合うんじゃなくって、
「才能」を活かせるように別のフィールドを自力で探すんだ。
これが大人になるということだ。
自分で選んだ自分の「才能」を活かせるフィールドであれば、努力できる。
人間は、大好きで才能があると確信している分野で努力し続けると、
「運」がよくなってくる。
おまけに感謝も芽生えてくる。
よってより「運」が強くなっていく。
幸せそうに成功を謳歌している人に対して、
「やっぱり運と才能ですか?」
と聞いてしまう人が⾝近にいたら、
半径5メートル以内に近づかないことだ。
追伸.
人生で最も不幸なことは、
好きでもない分野で間違って成功してしまうことだ。
毎日が地獄になる。
エリートと呼ばれて自ら命を絶ってしまう人というのは、
こうした理由なんだよね。
...千田琢哉(2011年2月7日発行の次代創造館ブログより)
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