【千田琢哉の頭脳】Vol.0041(2009年3月16日発行のブログより)from次代創造館秘書室
妻子のある男性を好きになってしまいました。これはだめなことだとはわかってはいますが、どうしても我慢できません。いつもこんな感じで最後は辛い思いをします。こんなことをしているうちに婚期を逃してしまう自分はいったい何をやっているのだろうといつも悩まされます。何かアドバイスいただけませんか。
(島根県・保険代理店勤務・Sさん・女性・33歳)
きちんと恋愛できない人たちが増えている中で、
こんな自慢をしてくる人がいるとは思いませんでした。
ひょっとしてこれは、新手の自慢手法でしょうか?
そもそも、妻子があるかないかは恋愛には関係ないでしょう。
この人を好きになってはいけない、嫌いにならないといけない、
と思い始めたら、それは恋の始まりです。
反対に、何とかして好きにならないといけない、
よい部分を見つけないといけない、
と思うようではその恋はもう終わりだということです。
つまり、恋愛というのは誰かに許可をされて行うものではなく、
やめろと言われてもどうしてもやめられないものです。
そもそもイケてる男性で、彼女がいないことはあり得ないですし、
Sさんの年齢なら相手が結婚なんてしてても全然珍しくありません。
不倫しろというわけではありません。
そもそもSさんが好きになる異性には、交際している相手がいるのは
当たり前という事実を受容していただきたいのです。
妻子がいること自体が問題なのではなく、
妻子がいることを受容できないSさんが問題なのです。
実際問題、同性としていわせてもらうと、男から見てもイケてるな、
と感じる人は必ず素敵な女性がいます。
これはもう、ホモでもない限り、例外はありません。
魅力的な男性を本気で探そうとしたら、
交際中の女性がいない男性を探すのではなく、
交際中の女性のいる男性の中から探さなければならないのは
当たり前のことなのです。
ここから先は、半分冗談、半分まじめに聴いてください。
Sさんが素敵だな、と思える男性を5人程度目星をつけておいて、
常に周囲には声をかけておいて情報収集にアンテナを張っておきます。
5人も素敵な男性はいない、あの人だけだ、
とSさんはおっしゃるかもしれませんが、
実際に文面からすると今まで複数の男性と交際されてきたわけですから、
言い訳はできませんね。
また、周囲に素敵な男性がいない、というのは傲慢です。
5人にアンテナを張っておくと、
1年も待たずして勝手に交際が終わったり、離婚したりしてくれます。
Sさんの周囲を見渡してもそうでしょう。
恐らく少なくとも5人に1人は離婚経験者でしょうし、
3人に1人は1年以内に交際が終わるでしょう。
だから、5人にアンテナを張っておけば余裕です。
ただ、問題なのは相手にも選ぶ権利がありますから、
それだけはお忘れなく。
...千田琢哉(2009年3月16日発行の次代創造館ブログより)
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