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【我が師】Vol.0650(2010年6月21日発行のブログより)

松浪健四郎教授

前衆議院議員の松浪健四郎⽒からは構想⼒突破⼒を教わった。

⽒はかねてからスポーツ⼈類学者で
アフガン事情に詳しい⽇本⼈の⼀⼈だった。

現在も複数の⼤学で教授職や講師を務めている。

⻘⽩きインテリではなく、レスリングで世界クラスのタイトルも
複数獲得している筋⾦⼊りの体育会系である。

僕が⼤学時代にボディビルパワーリフティングという超マイナー競技かつ個⼈競技を選んだのも⽒の影響による。

⽒の著書はすべて読んでいるが、そのきっかけは、
『もっと「ワル」になれ』(ごま書房) だった。

正直というか、常識を覆すような斬新な発想、
 そして、次々に有⾔実⾏してしまうところに感銘を受けた。

⽒の⽣い⽴ちを振り返るとすべてが⼩説のようなシナリオになっているのがよくわかる。

構想⼒とは関わる⼈たちがワクワクしながら、
周囲を巻き込んで実現してしまう⼒だ。


確実に実現していくための恐るべき実践的戦略的シナリオだ。

これは僕が経営コンサルタントという仕事をした際に拍⼦抜けするくらいに役⽴った。

ランチェスターの法則や経営戦略論の類をとっくに勉強したことであるかのようにスイスイ理解できたのもすべてが⽒のおかげだった。

理論はすべて松浪⽒とボディビル、パワーリフティングで学んでいたから、あとは、わずか数個の⽤語のみを憶えればそれで済んだ。

ちなみにボディビルもパワーリフティングも学⽣競技者は
⼤学デビュー⼈⼝が⼤半で、今も昔も最強の⼤学は東⼤だった。


⾃分の体を実験台とする頭脳スポーツそのものなのだ。

※東⼤野球は六⼤学の中では弱く⾒えるけれど、実際に練習に割いた時間の短さやもともとの⾝体能⼒から⾒たら誰もが驚愕するほどレベルが⾼い。

机上の空論とは対極の実践を学んでおいて本当によかった。

ちなみに松浪⽒は⼤阪の泉州の⽣まれ・育ちだ。

仕事の帰りに⾶⾏機で⾒かけたこともある。

ついでに驚いてハッとした。

僕も気づいたら家を買って5年間すぐそばに住んでいた。

別に狙っていたわけではない。

否、むしろ避けていた(笑)

本当に、不思議なものだ。

今⽉から僕は東京の南⻘⼭に書斎を設けた。

部屋の巨⼤な窓からは、⼀流ホテルを遥かに凌ぐ
絶景を毎⽇楽しんでいるため、カーテンが要らない。

⾃分が影響を受けた⼈に次々に住む場所が近づいていくのは、
どうしてだろう。

むしろ避けていたはずなのに、何かしらの⼒がはたらいて、
次第に吸い寄せられていく不思議な感覚だ。

さて次はどこに吸い寄せられていくのだろうか。

...千田琢哉(2010年6月21日発行の次代創造館ブログより)

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