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【気づき】Vol.0993(2011年3月22日発行のブログより)
車の運転。
車の運転を見れば、その人の人となりがよくわかる。
僕はコンサルティング会社時代、
特に地方のクライアントにはよく車に乗せてもらった。
タクシーではなく、
車に乗せてもらって⼀度でも同行営業をさせてもらえば、
とっても参考になったからだ。
車の運転は、 お酒と⼀緒だ。
普段、会社で虐げられているような⼈間が、車の運転をすると、
急に豹変して凶暴になることがある。
でも、それは気の小さい酔っ払いが、
アルコールの力を借りて凶暴になるのと同じだ。
劣等感でいつも頭が⼀杯の敗北者たちは、
いつもクラクションを頻繁に鳴らしている。
クラクションを鳴らすのは、
とっても恥ずかしい行為だということすら知らないのだ。
英国の貴族の車には、
すぐに押せないような位置にクラクションが設置されている。
昔のジャガーには、ハンドルの真ん中にクラクションはついていなかった。
貴族にとって、クラクションはとても卑しいのだ。
心の満たされ度合いとクラクションを鳴らす頻度は見事に反比例する。
リアル社会で満たされていない敗北者たちは、⾞の運転が荒い。
気の小さい人間にとって、車はアルコールと同じなのだ。
だから、飲酒運転は最悪だ。
車とアルコールが相乗効果をもたらして、
負のスパイラルを⽣み出すからだ。
元レーサーの人の車に乗せてもらったことがある。
とっても安全運転だった。
レーサーだから、運転が巧いということもあるだろう。
その⼈は、「運転が怖い」と言っていた。
名言だ。
時速200Km、300Kmの世界で、
いつも死と隣り合わせで⾛っていたプロは、
プライベートではとてつもない安全運転だったのだ。
レーサーの話をしているのではない。
人生と同じだ。
夢の大きい人は、安全運転なのだ。
まだやるべきことが山のようにあるから。
追伸.
僕は27歳で、車を手放しました。
こんなに幸せになるとは想像してませんでした。
ひょっとしたら携帯電話を手放しても、幸せになるのかもしれません。
思い込みって本当に恐ろしいと気づかせてもらえます。
追伸の追伸.
今日、転勤になった保険会社の社員さんから、
ラブレターならぬラブメールが届きました。
「⽚道2時間かかるようになったので、
どうか3⽇に1冊のペースで本を出版してください」
うれしかった。
僕がしようとしていることそのままです。
まずはそれまで⽇々のブログと過去のブログをお楽しみください(笑)
僕のブログは電子書籍そのものです。
...千田琢哉(2011年3月22日発行の次代創造館ブログより)
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