見出し画像

【気づき】Vol.0826(2010年10月28日発行のブログより)

未来完了形。

たとえば最近の身近な例でいうと、来月出版される本が2冊ある。

『顧客が倍増する魔法のハガキ術』(技術評論社)

と、

『学校で教わらなかった[20代の辞書]』(ぱる出版)

だ。

実はいずれもイメージ通りになったものだ。

ハガキ本のほうは、
生きているうちに絶対に書いてみたいと思っていた本だった。

ある団体主催のセミナーで僕は交通費のみ実費で、
無料セミナー講師を務めた。

その代わり、テーマはハガキでテキストなしで好き勝手話すという企画。

予想以上の集客があって、終了後の反響を見ると喜んでもらえたと感じた。

だから、ハガキをテーマとした本をすぐに書き上げた。

いくつかの出版社に同時に投げかけたけど、
ベタ惚れしてくれた最初の1社から出すことに決めた。

早い者勝ちだった。

もう1冊の20代本のほうは、先ほどのハガキ本に対して、
2番目に声をかけてきた出版社の編集者宛に書いたものだ。

特にOKという正式な返事をもらった記憶がないが、
自然に出版することになっていた。

考えてみると、僕の人生にはこうしたことが多い。

否、正直告白しよう。

こうしたことばかりだ。

周囲から見たら、何の根拠もないように見える確信が現実になる。

最初の頃は口を揃えて言われる。

「ありえない」と。

サラリーマン時代の上司はこう言った。

「アンタ、未来完了形だな」と。

最初の環境でたいてい3ヶ⽉〜半年くらいはいつも浮いている。

でも、「ありえない」「未来完了形」が現実のものとなると
周囲の顔色が一変する。

実は物心ついた頃からこれが普通になっている。

だからこそ、益々確信に変わっていく。

何のことはない、ちっぽけなことに対しても感謝し続けているからだ。

人がバカにするような当たり前のことに対しても、
いつも感動してきた。

気をつけて感謝したのではない。

自然に心底感謝してきたのだ。

「そんなに嬉しいの?」

「そんなに喜んでもらえるとは思わなかった」

と関わったすべての人から言われた。

決しておおげさに喜んでいるわけではない。

体の芯から喜んでいるのが伝わるだけだろう。

だから、昔からモノも大切にしてきた。

「まだそんなの持っていたの?頼むから捨てて」
と関わった人の多くから言われたものだ。

でも、多くの社⻑さんたちと仕事をさせてもらって、
それらの自分の考え方や行動は間違っていなかった、
と確信するようになった。

今では、「ありえない」「未来完了形」というのは
最高の褒め言葉だと思っている。

追伸.

これからも、「ありえない」「未来完了形」の執筆活動を
モットーにしていきます!

...千田琢哉(2010年10月28日発行の次代創造館ブログより)

↓千田琢哉のコンテンツ↓

🔷千田琢哉レポート
文筆家・千田琢哉が書き下ろしたコトバを毎月PDFファイルでお届けします。

名称未設定 1

🔷真夜中の雑談~千田琢哉に訊いてきました~
文筆家・千田琢哉があなたから頂いたお悩みに直接答える
音声ダウンロードサービスです。毎月1日と15日発売!
“毎月1回の飲み代を、毎月2回の勉強代に”

真夜中の雑談アイコン Library使用

🔷千田琢哉公式チャンネル
「3分の囁き」千田琢哉の独り語りをYouTubeでお楽しみ下さい。