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【気づき】Vol.0864(2010年11月30日発行のブログより)

一流のサービス。

日銀本店のすぐ裏にある、マンダリンオリエンタル東京
アフタヌーンティーセットを楽しんできた。

余りにもサービスがよかったので、
最後にフレッシュジュースも追加で頼んでしまった。

僕はこうしたホテルに行くと、
初めにちょっとわがままな客をあえて演じてみたくなる。

コンサル病だ。

今回は空き席から景色が見えない上に、
家族団欒の隣の席しか空いていないと言われた。

「仕方ないな・・・」
という顔をしてちょっと不満そうにメニューを注文しようとすると、
5分ほどして、
「いい席が用意できました」
と凄く嬉しそうな(ふりをして)女性が声をかけてくれた。

これには感動した。

というか・・・懐かしかった。

最近カフェ巡りをしていて、
味はともかくサービスに感動することがなくなっていた。

水を出さない、ミネラルウォーターで金を払わせる、
といった外資系特有のポリシーは正直まだ受け付け兼ねるが、
それ以外は申し分ない。

これはかなりの訓練を受けていないとできない、プロの仕事だと思った。

神経がお客様に向けて張り巡らされていた。

コーヒーが1,200円するのも頷ける。

というか、素直に、「これは安い」と感じた。

ホスピタリティとは、
店に入ったときよりも店を出るときのほうが元気になることだ。

何も難しい解釈ではない。

ただ、実行するとなると頭脳と行動力が求められる。

それが満たされていたからだ。

諸々あって、 100点満点のうち85点というところだろうか。

80点を超えると感動ラインだとして。

普通のカフェは0点〜50点くらい。

たまにはこういう⼀流のサービスを受けないといけないな、そう感じた。

 追伸.

これからは、定期的にホテルのラウンジ巡りをするとしよう。

最近読者の人たちから、青山のどこのスタバですか?

赤坂のスタバってどこですか?

という問い合わせをいただくようになった。

内緒です(笑)

まるで鬼ごっこしているようですね。

 追伸の追伸.

マンダリンオリエンタル東京の御手洗いは、絶句した。

あれは御手洗いのふりをした展望台です。

展望台でおしっこできるのです。

ぜひ、あなたも38階の御手洗いをお楽しみください。

⼀流と⼆流は御手洗いで差がつくね。

...千田琢哉(2010年11月30日発行の次代創造館ブログより)

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