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【千田琢哉の頭脳】Vol.0293(2009年11月23日発行のブログより)

私は何でも1つのことをやろうとするのにすごく時間がかかってしまい、結局何もやらずに終わることが多いです。きっと怖いのでしょう。新しいことをするのが。振り返ってみるとこの1年間でも挑戦した場合と挑戦しなかった場合を比較したら人生がかなり変わっていたように思います。やはり人生は挑戦でしょうか?

(東京都・会社員・Nさん・男性・38歳)

一度やってみるとわかるのですが、恐れていることは
実際にやってみると恐れていたほどではないと感じることがほとんどです。

何だ、もっと早くやっておけばよかったと思うはずです。

実は恐れてグジグジ悩んでいる間こそが、もっとも恐ろしいのです。

人間は想像力豊かですから、ああでもない、こうでもないと
失敗のパターンをいろいろ思い浮かべます。

そして本当にその通りになってしまうのです。

一番いいのは、きちんと周囲の意見も聴いた上で判断したら
パッと飛んでしまうことです。

飛んでしまえば、恐れている余裕はありませんし、
先ほど申し上げたとおり、恐れている以上のことにはなりません。

こうしてチャレンジする人とチャレンジできない人に
ますます分かれていくことになります。

遅れるバスはますます遅れるように、
遅れる決断はますます遅れるようになっているのです。

また、長引いた決断の結末は決まっています。

必ず、NOになるのです。

やる、やらないの選択ではやらない。

挑戦する、挑戦しないの選択では挑戦しない。

結局現状のまま一歩も進まずに終わっていくのです。

チャレンジし続ける人の顔は引き締まっていきますから、
益々周囲が応援してくれるようになります。

恐れる人の顔は臆病者のオーラが付きまとっていますから、
周囲も「どうせあの人に声かけても」と思われてチャンスを失います。

どうせ同じことをするのであれば、
恐れる時間をなるべく短時間にして多くの経験を積んだほうが
絶対に面白い人生になります。

世界初挑戦というのならまだしも、
たいていは誰かがすでにチャレンジしているのですから、
それに比べたらどうということはありません。

たいていのことはやった者勝ちなのです。

...千田琢哉(2009年11月23日発行の次代創造館ブログより)

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