積丹鉄道(その8)
お久しぶりです。
すこし間があきましたので、ストラクチャーの制作記を載せてみます。
今回作ってみたいのは、この古平町役場。どうですこの昭和初期のアール・デコ調の魅力的な建物。近々取り壊しの計画もあるそうで残念です。
元にするのはこのKATOの「役場」です。以前はクリーム色の製品もあったそうで、そちらの方がイメージに合うのですが、塗り替えれば何とかなりそう。それよりこの「木造下見板貼り」が問題ですね。実物は鉄筋コンクリートですからね。
削り落とすのも勿体ないので、例によって自分の腕に見合ったそれらしい改造までしかできませんが。
バラしてみると、中身の2階までちゃんと作られていますね。
さすがKATO製品ですね。
窓は内側からモールドごと外せるようになっていました。
精巧に出来ていますね。改造の時に破損しないように。
実物の古平町役場の特徴は、なんといっても建物の斜めの角度に付いた入り口。雪対策なのか二方向から階段で登る形になっていて、半地下の窓もついています。この半地下の窓まで作るかどうかは考え中。
仮に組んでみました。
四角の玄関アーチもそのまま使えそう。
この時点で、半地下の窓は壁がグダグダになりそうなので、作るのを断念。
自分の腕と相談しながらの改造となるので致し方ありません。
地色の茶色にミディアムグレーをウエザリング風に塗り重ねると、元の古平町役場とはだんだん似ても似つかぬものになっていきますが、ちょっといい感じではあります。フリーランスなのでごめんチャイです。
調子にのって、屋上にシンボルモニュメントとしてガンプラの1/144「ボール」を乗せてみます。
まわりには投網を模した黒いネットを……
中央部の六角形にシャインレッドを入れ、中央部には古平町の町章を。
この町章はまるでガンダムですね。よくマッチしてます。
完全な自己満足ww
モニュメントの海をイメージしたスカイブルーも気に入っていたんですけど建物の古びた感じとちょっとミスマッチに思えたので、これもコンクリート色に近いミディアムグレーに塗り替えました。
これで一応の完成で、あとは台座の部分をどうするかですね。
〈この章おしまい〉
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