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男の手料理のお話し

一人息子がまだ幼稚園生くらいだった頃の事。
妻が突然宣言した。
「日曜、祭日は私が休む!!」
「はっ?!」何言ってんの💢
妻は元々料理は出来るほうなのだが、高校生の頃に発症した腰椎分離症と言う持病が悪化して、医者からなるべく家事は旦那さんに手伝って貰いなさい。と告げられていた。
休みの日に一緒に買い物に行っても荷物は全て私が持ち、料理をする日々が始まった。
元々お買い物も料理も好きな方なので、逃げられないならいっその事趣味にしてしまおうと私は考えた。

フライパンサイズのホットケーキ

当時の我が家は生活に余裕は無く安く材料を調達して如何に美味しく皆んなが喜ぶものを作るかが常にテーマでした。
モヤシやエノキなどを利用して節約しながらかさ増しする方法もこの頃に学びました。
写真は残ってませんが鶏胸肉を2本の包丁で叩いて挽き肉にして刻んだエノキでボリュームを出したジャンボつくね等は好評でした。

市販のホットケーキミックスで色んな方法を試してみた

妻の母親(義母)は料理が苦手な方なので、よく作って差し入れると喜ばれました。
妻の妹たちも料理嫌いなので甥っ子、姪っ子が喜びそうなオヤツや幅広い年齢層が食べれられる料理を探してレパートリーも徐々に増えていったのは自然の流れでした。

酢〆アジの棒寿司

ある程度料理が出来るようになると、外食で食べた物を家で一から再現するのも楽しい。
酒のツマミにもなるのでアジやイワシなどのお手頃な魚を捌くようになる。
そして、年齢層問わずお寿司系はとても喜ばれる事に気がついた。
寿司を上手に握れるようになりたいと思うようになったのでした🍣

とりあえず見様見真似で挑戦していた頃

とは言え裕福では無いので高いすしねたは買えない。
そこで寿司エビの捌き方、茹で方と安い魚の切り身を「漬け」にして、カニカマと玉子焼きで誤魔化したけど、この程度で皆んながとても喜んでくれたのは嬉しかった。
そして機会がある毎に寿司を握るように(無理やりやらされる事も)。

最初は綺麗に包むの苦手でした
餃子と焼売はとても奥が深いので飽きません

どんな料理にしても最初から綺麗に美味しく作るのは難しいですよね。
食べれない程の失敗は有りませんが、常に次はこうしてみようかな。とか、もう少し改良したいな。とは常に思います。
ポテトサラダひとつとってもとても奥深いものです。

親戚が集まった時の模様

ホームパーティでも握りは大人気🍣
料理へのTwitterの影響は大きかったと思います。
味だけでなくSNSでは見た目が第一って風潮が有りますからね。
その辺も気をつけながら楽しくお料理していますよ。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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