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ドイツプラネタリウム訪問記: ハンブルク編vol1

みなさまこんにちは🐇
今日は、(時差ありすぎですが)2月10,11日に訪問しましたハンブルクのプラネタリウムについて書きたいと思います。

(某お二方がドイツまで来てくださる&ハンブルクの訪問予定があるとのことで、出発前にnoteを書けたら役に立つはず!と思って準備していたのですが、バタバタしていて出発当日になってしまいました。すみません。読めているかは謎ですが…(むしろ読まずに行っていただいても楽しいかと思います。判断はお任せします。笑)とりあえず、続けます。)

正式名称は「Planetarium Hamburg」(そのまんま!)
プラネタリウムの場所はこちら。

ハンブルクは実は、わたしがドイツのミュージックショーの大ファンになるきっかけとなった館、なのです💃
本当に素敵な館でした🥹

わたしは1日目:深夜のMusik showのみ、2日目:2投影観てきました。


プラネタリウムまでの道のり

プラネタリウムはハンブルクの駅からは少し離れていますが、電車+徒歩で簡単にアクセスできます😄
むしろ空港からの方が近いです。(直線距離の場合)
(交通機関についてはどっちが早いかわからないです。すみません)

ハンブルク中央駅の様子。すごい人でした!


初訪問は夜でしたが、正直そんなに問題は無かったですね。

まあでも1人だしまだドイツに慣れていない頃ですごく怖かったので、完全防御体制で行きました。

…私と不審者、怪しいのどっちよ。笑

ハンブルクはプラネタリウム館が公園の中にあります。
明るい昼間に撮影した写真ですが、このように、地図や標識も公園内は豊富で分かりやすかったです。
夜は…何も見えなくて怖かったですが。笑

外観

そしてハンブルクプラネは、外から見た姿が特に美しいプラネタリウムなのです。

よる
ひる

とってもステキでした。ベンチがたくさんあったので、休憩がてらベンチでプラネタリウムの外観を眺めていました。贅沢な時間でした。

1日目の夜見た投影は「The Dark Side Of The Moon」。
まさかの22:30スタート。22:00とか21:00開始の投影にはこれまでにも遭遇したことがありましたが…22:30は初😅
しかも満席なのですから…すごすぎます。
多分、世界一遅い時間から始まるプラネタリウム投影、だと思います。←これは今後も調査を続けていきます😁

2日目は12:15からの星空生解説と、13:15からの100周年記念番組を観ました。
12:15の回の「2」という表記は、車椅子席以外は完売という意味です。すごい人気です👀
この館はオンラインでチケットを購入できるので、事前に購入しておいた方が良い館ですね。ドイツのプラネタリウム人気は本当にすばらしいです。

いざ!館内へ

館内に入って最初に見えてきたのはカフェ/バーでした。

こちら、すごく人気でした!
残念ながら利用する時間が十分に取れなかったので、次回行く機会があったらぜひここでコーヒーを飲みたいですね。

メニューだけざっと見ましたが、天文系の名前が付いたメニューは見つけられなかったです。見つけられなかっただけの可能性も…なくはないです😅

受付

カフェを通り越して進んでいくとそこは、受付のある広いロビーとなっています。

天井!圧巻の美しさです

チケットを事前購入していたら、受付はスルーでOKです。
(この日だけの可能性もありますが)受付の方は英語が通じました!安心です😊

こちら、ほんの一部の写真なのですが、お土産も豊富でしたよ〜!

ドイツのプラネタリウムによくある、記念メダルの機械もありました!
薄めの手回しで作るコインだと「1ユーロ」+「5セント」、
分厚めのメダルは「2ユーロ」で1つ作れます。
お土産用にたくさん作ってきました♪

こちら「2ユーロ」のメダルです。かっこいい!
まだネイルしてた頃の写真ですね(笑)
(爪がキレイだとテンションが上がるので日本では一時期ハマっていたのですが、ドイツではアートが日本より高価で、私好みのデザインを見つけるのが難しく…数ヶ月ですぐやめちゃいました。)

ロゴグッズがたくさんあったので、何か1つ買いたいな…と思い、USBを購入してみました。
昔オーストラリアに1ヶ月だけ滞在していた時も、同じようなUSBを買ったような。笑
一眼レフのSDカードの容量を空けるために使ってみようかなと思いつつ、すぐ壊れないかちょっと不安です😆(失礼)

クロークとロッカーもあります。クロークは有人です。すばらしい。
逆に言うと、上着などや大きな荷物はドームに持ち込めないのでここに置いていってください。
ロッカーは1ユーロか2ユーロのコインが必要でした。(戻ってきます)

チケットゲート通過後

チケットは受付ではなく、上の階に上がるための階段やエレベーター付近にいる係員さんに見せて「ピッ」としてもらって上(プラネタリウムのある階)に上がります。
上層階に展望台があるのですが、そちらに上がるにもプラネタリウムの当日分のチケットが必要ということになりますね。

!?
牛がいる…

企画展をしていました。宇宙×人×アート、的な。

こんな感じで人の顔が大きくずらりと並んでいて、ちょっと怖…かっこよかったです。

プラネタリウム入場開始時間になると、こんな感じで扉が開きます。いよいよ入場開始です〜。

ドーム内

うわああああ!
ピンク・フロイドの投影に合わせたウェルカム・カラー!!!

なんてオシャレなのでしょうか😭

この写真は、ミュージックショー投影で投影機の下からフォグが勢いよく出ていて、どんな構造!?と投影終了後に思わず撮影してしまったものです。笑
右下に伸びているのがフォグ発射機。

他の投影での投影前後のカラーは黄色でした。これもかっこいい…。

お気づきの方も多いと思いますが、こちらCarl Zeiss製のUNIVERSARIUM Model IXです。
名古屋市科学館と同じ機種です。
でも、足場とかスターボール周りが名古屋とはかなり違うんですよね。
ハンブルクの子は、名古屋と比べて足が短いですね(失礼!?)。

投影

3投影観ましたが、そのうち2投影について簡単に紹介します。

ミュージックショー: The Dark Side Of The Moon

生まれて初めて、レーザー+フォグありのMusik Showを観ました。

・・・

なにこれ!?!??!?

最高峰のエンターテイメント・プラネタリウムがここにありました😭

レーザー+フォグありと無しとでは、全然違う投影です。同じタイトルでチケット売っちゃいけないと思う。笑
満足感が桁違いです。
その凄まじい重低音と臨場感と焦げ臭い匂い(笑)に一瞬で虜になりました。

(ハンブルクはフォグを床付近から放射するため煙っぽい匂いが発生しやすいのです。これは館によります。でも下から放射しているぶん、ドームの壁面の上の方から放射している館でミュージックショーを見た時よりも臨場感を強く感じました。メリットデメリットありますね。それから関係者のみなさまによると、空気の入れ替えにかかる時間も関係しているのだとか…?この辺りは私ももっと勉強したいです。)

私にとってそこまで愛着のないアーティスト(失礼)でもこれですから、たとえばキリンジでミュージックショーとか観られた日にはもう、自分がどうなるか想像できません。笑

…それほどに魅力を感じました。私は。
星空案内とかは一切無い完全エンタメ投影なので、嫌いな人は嫌いだと思います。
でもプラネタリウムが好きならば、ぜひ1度はレーザー+フォグありのミュージックショーを観てほしい!😭

通常投影: 100 Jahre Planetarien - Special

ドイツの100周年記念番組です。

これ、始まる前にKIRAという別の子供向け番組が始まって本当にびっくりしました(笑)セットだったみたいです。
(→これ、最初のタイトルだけ見て、ドイツの子供向けTV番組"KIKA"と勘違いしていました。(よりによって子供向け番組をKIRAって覚えてた。)KIRAは子供向け番組ではありません。大変失礼いたしました😓2024/6/6 11:50(CEST)編集)

子供向けとはいえ、気候変動、技術の発展、それによる社会への脅威とか、フィクションと本物を分けるためには、とか、プラネタリウムはどうあるべきか、とか、まるでプラネタリウムのこれからの100年のことを扱っているような内容でした。
リアルな3Dモデルイラスト?も相まって、言葉があんまり分からなくてもちょっと恐ろしさすらありましたね。

その後、プラネタリウム100周年記念番組が始まるわけですが、
こちらは
「100年前、プラネタリウムはドイツの…」
から始まるわけでも、

「太古の昔、アンティキテラ島の近くに…」
から始まるわけでもなく、

「人類の始まりには、火が必要不可欠で…」
みたいな内容から始まります。

火!?🔥

え!?!?プラネタリウム関係ある!?❤️‍🔥

なんてツッコミを入れながら見ていましたが、人類の歴史とプラネタリウムの歴史を辿る、すばらしい番組でした。

I型の写真やイラストが一切出てこなかったのは衝撃的でしたが(笑)
(最初に出てきた光学式投影機はII型でした😲)

色々と日本の常識とは違う感じで、本当におもしろかったです。

そしてエンドロール…これ作ってる人とぜひ話してみたい!ドイツのどこの館で作ってる番組なの!?と思ったら…

わたしがお世話になっている、ボーフムの館長でした。(爆笑)


いつでも聞き放題だった。笑


今回も長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました!
vol2は明日投稿します🫡

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