20代の私へ【10年間を考える】
この文章が完成する頃には、もうすぐ頭の数字が変わるわね。なんて思っているのかしら。
20歳に戻ってやり直したい。と思うことが増えた。
本当は大学を卒業して、客室乗務員さんになりたかった。
今も変わらず飛行機や空が大好きだけれど、もっとちゃんと勉強していたら、整備士になりたかったな。って思う。
私にサービス業は向いていなかったから。それなのになんとか頑張りたくて、ウェディングプランナーをしたり、営業をしたり、本当にすごく頑張ったと思う。
濃い学生時代だったなあ。そして、よくあんなに自分を顧みずに走れたなって思う。若気の至りかしら。
徐々に崩していく体と心のバランス。
誰かの期待に応えたいのに、応えられなくなってる自分が情けなかったし、どうしてなのか訳
が分からなかった。辛かったし、悲しかった。
\もう無理だ/
そうやって気づけるときには、完全に体調がおかしくなっていた。
少し休もう。からの突然のピンチ(詳しくはお話ししません)
ああああああ、なんでこうなるの?どうしてなの?は?
苛立ちと、もう一度頑張らなきゃと思ったときに出る、私の馬力は本当にすごいと思う。そして偉かったし、運も見放さなかった。
突然の秘書になるきっかけが訪れた。
なぜこんな私になんだろう。と思いながら、その運を好奇心だけで受けたことに感謝してるよ。ありがとう。
濃い時間だった。営業経験しかなかった私が、まさかバックオフィス全部を知るなんて。
そして、あんなにも優秀な人たちと一緒に働けるなんて。感謝しかないなあ。
まあ、頑張りすぎるんだけど。というか、頑張るしかなかった気持ちもある。
バキッと心のどこかで嫌な音がして、それを聞かないフリしていたら、とうとう全部が壊れて無くなった。
\おわったー/
そりゃ終わるよね、笑 心がぐちゃぐちゃになってた。通院の日々、消えるお休み。
それでもなんとかしがみついて、会長秘書を経験して、忙しい日々を過ごしてた。
本当に、よくそんなに自分の声を無視し続けられるなあ。逆に感心する。
治りかけた頃、29歳、これでいいのかな。30歳も同じようにいくのかな。と、突然不安になった。同時に、これ以上壊れて、私に何あったら、この子(わんこさん)は?
辞めよう
加齢には抗えないし、これ以上壊れたら、もう動けなくなるかもしれないって思った。やっと危機感を感じた瞬間で、同時に自分の体とちゃんと向かい合った瞬間だった。
この時もまだ心と体はバラバラだし、なんなら今もまだバラバラ。
最悪な時はフラッシュバックで不眠症に陥るし、人前に出るのかとても怖くなる日もあった。
こう思うと、壮絶な10年間だったし、簡単には整理がつかない10年間だった。
いい出会いもあって、好ましくない出会いもあった
大変だったなあ。(他人事
体調はまだ諸症状が残っている。
今でも仕事しすぎると、あちこちで悲鳴が上がる。
その度にごめんね。と思う。
心も、体も、まだリハビリが止まらない。
生きていく糧にさせていただきます。