Barのすゝめ
唐突ですが……
私、バーでお酒を飲むのが好きなんです。
遡れば小学生の頃から「バー」という空間に憧れがありました(なんてマセガキだ)。
もう終わってしまったFMラジオ番組「サントリー・サタデー・ウェイティング・バー」を親が聴いていたのが、多分取っ掛かりだった気がする。
あとは中学生くらいのときにドラマであってた「バーテンダー」とか(嵐の相葉ちゃんが主演だったから余計ハマった!)。
最近のオススメは「まどろみバーメイド」です。
お酒が飲める歳になってからはバイト代を捻出して、背伸び(!)してバーの重たい扉を何度か押しました。
好きな作家の一人である千早茜先生のエッセイ「わるいたべもの」の中で『体を病んだ人間は病院に行く。心を病んだ人間はバーに行く』と述べています。読んだ瞬間「ウワーッ」となったのは言うまでもありません。実際? バーでスタッフさんと話してると人生訓得られる気はするので間違ってはいない。
前置きはこれくらいにして、台風前夜に行ってきたバーについてレポします。
行ってきたのは下通りにある「タビビトノキ」さん。
昼間からカフェタイム営業もされています。
実はバータイムに行くのは始めててドキドキ!
今回はオリジナルカクテルを2杯オーダーしました。
サントリーのコンペティションに応募していたものだそうです。
材料︰ウォッカ、桜リキュール、赤玉ワイン、グレナデンシロップ、ヴンダーベルグ
百人一首好きとしては名前からワクワクする!
サントリーが最初に販売した赤玉ワインを使って、日本の夜明けをイメージしたそうです。
赤玉ワインの味もウォッカの味もしっかり楽しめる1杯。
材料︰バナナリキュール、マリブ、デコポンリキュール、ブルーキュラソー、生クリーム
天弓=虹をイメージした1杯。
生クリームを使ってあるけど、フルーツ系リキュールを使ってあるから重たくなくてさっぱり飲めました。
ブルーキュラソーのグラデーションも目で見て楽しめる1杯。
*
カウンター越しにスタッフさんとお話をしながら、お酒の薀蓄を聞きながら、丁寧に作られた一杯を大事に飲む。
高給取りでもないし、何より飲んだら次の日のコンディションが悪くなって自転車乗れない(!)からあんまり飲めないけどたまには贅沢な時間も大事ですね。
お店は地下にあるので、機会あれば是非その階段を降りてみてください。
Bar タビビトノキ
中央区下通1丁目8-30 みかどやビルBF
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