おまえはLitLinkでこの荒野の地図を描く
よくきたな、おれは平井平子だ。おれは毎日すごい量のツイートをしているが、だれとも会話をする気はない。おれはインターネットをただよう有象無象として「超特急って最高」というツイートをこの世に量産するためだけにアカウントを運営しており、時折パブリック・サーチによって辿り着いた真の男のみがおれのツイートを目にすることができるというわけだ。
おれが言いたいのは真の男には孤独が必要だとか、その手にはG.U.Nひとつ握りしめていろだとか、決してそうゆうことではない。孤高と孤独をはきちがえ、信頼できる友やベイブの一人すらもたないやつを待っているのは無慈悲なる死——メキシコの路地裏でナイフの餌食になる運命だ。
ハッチゴウシャのともだちができた
そんなおれにもついにハッチゴウシャのともだちができた。ハッチゴウシャというのはスッターダスト所属の9人組ダンス・アンド・ボーカルグループ超特急、の、ファンのことだ。なにも知らないおまえもそのスマッホで「チョートッキュウ」と検索し、ミュージック・ビデオをいくつか再生すればそれが真の男のあつまりであることをすぐに理解することができる。だがYouTubeという広大なメキシコの荒野では、おまえはすぐに腰抜けの売る情報商材や邪悪なINTERNETミームに足を取られ、ベイブの腕の中でShortsをスワイプし続けて・・・・やがて死ぬ。おまえがわるいのではない。メキシコというのは概してそうゆう場所であり、ほとんどの人間がすばらしい映画、すばらしい音楽、すばらしい小説、すばらしい漫画、そして超特急を通り過ぎてHIROYUKIの経営するオレンジ農園でささやかな一生を終えるほうを選ぶ。
そんなメキシコの地で、おれの前に突然音もなくハッチゴウシャが立ち現れたのであればそれがタルサ・ドゥームのわなであることはまちがいないが、やつとおれはこのメキシコで幼いころから共に育ったいわば戦友であり、おれは知っていた。やつの銃が決して的を外さないこと、そして、やつが曇りなき眼を持った真の男であることをだ。つまり正確にはハッチゴウシャのともだちができたのではない。ともだちがハッチゴウシャになったのだ。
おれはうろたえた
はじめのうちはよかった。旧来の友と超特急の話ができるのがうれしかった。おれは存分にはしゃいだ。「なにから見ていいか分からない」という友に毎日好きな動画を紹介するなどした。だが次第に手が、止まった。
飽きた?そうじゃない。弾数が尽きた?そんなはずはない。むしろその逆だった。超特急が活動してきた10年の蓄積はメキシコの大地のように広大で、深く、そしてあまりに混沌としていた。なにから見ていいか分からない。おれも同じだった。なにから紹介すればいいか、もうなにも、わからなかった。確かなのは超特急が真の男のためのスンバラシイパフォーマンス集団であることだけだった。
おれはついに思い知ることになった。超特急はそれ自体が過酷なメキシコの荒野そのものだったのだ。おれもおまえもここでは自分で生きる道を選ばなければならない。「おすすめを教えて」と言われて「レボビバ 名作すぎる」だの「やっぱレボビバのタカシくんライオンみたいで最高かっこいい」だの(これはおれの過去のツイットからの引用だ)ベラベラと抜かして相手も同じ感想を持つはずだと思い込んでいるやつは、どんなワインを飲んでもSIRIで検索して書いてある通りタンニンがどうこうなどと抜かす腰抜けと大差ない。いいか、もう一度言う。おれたちは絶対に自分で選ばなければならない。生きる道も、銃も、ブルーレイ・ディスクもだ。他人の「見てほしい」という気持ちなどおしはかるな。おまえが一番おまえの欲望を理解しており、おまえにとっての最善を選べるのもおまえだけだ。スターウォーウズは公開順に観ても時系列順に観ても最高の映画であることがそれを照明している。「新3部作はださく」などとわざわざ言ってくるやつのことは無視しろ。
おれは地図を作ることにした
この過酷な荒野を生き抜くために必要なのはなにか。おれは考えた。それはおそらくほんのいっしゅん喉を潤してくれるCORONAビールでも、ほんのいっとき腹を満たしてくれるナチョスでもない。みずからの進む方向を決めるための地図だ。どこになにがあり、どちらに向かえばそれが手に入れられるかを示すしるべだ。おれは、それを作ることにした。
おれはごくたまに、気が向いた時だけこのnoteの荒野にテキストを放流しており、それは超特急のことだったりそうじゃなかったりするのだが、もちろんここでそれをやる、つまりまとめブロゴであるとか紹介記事のようなものを作成するのも一つの手段だった。おれは長い文章を書くのが好きだ。手に馴染んだ銃のようなものだ。おれはこの銃を手に長いことINTERNETの荒野を開拓し、あらゆるWEBサービスの隆盛を目撃してきた。
また、Tumblr・・・・おまえも一度くらいは聞いたことがあるだろう・・・だいぶまえからある・・・これも選択肢の一つだった。ポートフォリオ・・・・・おれが作りたいのはつまりは、そういうやつだった。
Tanbulrについてはおれはあんまり詳しくないし、ここではちゃんと紹介しないが、以下の記事のような使われ方もしているから紹介しておく。
Lit.Linkが、おれの道を教えてくれる
そしておれが辿り着いたのは、litlinkだった。おまえは一瞬、サービストップページのその小洒落た見た目に怯み、こんなものを使うのは軟弱な腰抜けだけだ、もしくはじゃあくな魔法使いの罠だと決めつけてかかるだろうが、litlink、それは事実、真の男のためのタフなツールだ。
具体的にせつめいする。
まずはアカウントをとうろくしろ。LINEのIDを教えろとはじめに言われるが、メールアドレスだけでも問題なく登録できるから安心していい。
登録が終わると、おまえはlitlinkに迎え入れられると同時に早速選択を迫られる。おまえがこれから作るWEBページの、背景をだ。
これは実際、なんでもいい。あとでいつでも変えられるし、どれを選んでもけっこういい感じになる。何も考えずに選んで次へ進め。
アカウントを作ってすぐに編集ページへ送り込まれたおまえに、litlinkは強引にチュートリアルを始める。だが適当に読み飛ばすと後でページじゅうをあてずっぽうにタップしまくる羽目になるのでちゃんと読め。おれは2/3を最初にちゃんと読まなかったせいでしばらく時間を無駄にし、それに気づき、己のみじめさに泣いた・・・・・。
編集ページの機能は大きく分けて3つだ。
ワン・・・・背景やフォントを設定する
ツー・・・・リンクを貼る
スリー・・・余白を入れてみ安くする
たったこれだけだ。余計な機能をそぎ落としたその使い勝手は、弾詰まりの少ないリボルバーのように洗練されている。
litlinkは本来、おまえのプロフィールや、あちらこちらに持っているSNSアカウントをまとめ、ともだちやフォロワーに分かりやすく紹介するページ作成サービスとして提供されている。絵を描いているやつ、小説を書いているやつ、音楽をやっているやつ、とにかく何かをインフルエンスしているやつ、おれみたいに毎日超特急の話をしているだけのアカウントも含め、インターネットでなにかしらの活動をしているやつはlitlinkを使うことによって、じぶん自身の絵図をえがくことができる。
おれはこれを、おれ自身ではなくチョートッキュウのために使うことにした。そして出来上がったのがこいつだ。
おれのlitlinkはじつによくできており、全体が100パーセントちみつな計算の上に成り立っているものだ。たくさん並んでいる美しい男たちの顔をワーッとスクロールして満足しているだけのおまえにもわかりやすいように説明する。
基本情報の提示
ページのTOPPにはグループ公式のSNSアカウント、メンバー個人のSNSアカウント、それから冠番組の公式ホームページへのリンクなどが並べられている。チョートッキュウは最近5人から9人に増えたし、チック・タックやツイッタのアカウントを持っているやつといないやつがいたりして、この時点でかなりのタフさが求められていることがおまえにも理解できるはずだ。だがおれは丸腰のこどもにとつぜん銃をつきつけるならず者のようなマネはぜったいにしない。あとおまえにユーキ(超特急の5号車で、真の男だ)のチック・タック・アカウントの存在を知らないまましんでほしくない。
YOUチューヴの荒野で己を見失うな
超特急は常にものすごい質の動画をYOUTUBEに登校しつづけている。なにせやつらはメインのチャネルのほかにチョーカッコイイダンスどうがを出したり、チョーウマイ歌を聴かせたり、へんな企画をみせるためのチャネルを別途設けており、さらにリョウガ(超特急の3号車で、真の男で、リーダーだ)のGAME実況チャネルや、ユーキ(何度も言うが、炎のような心を持った真の男だ)の個人チャネル、タカシ(超特急の7号車で、MUSEだ)のソロプロジェクトチャネルまでそんざいする。ユー・チューブは基本かねを払わずに見れるから腰抜けのためのコンテンツしか転がっていないとおまえは見くびっているだろうが、そんなことはない。超特急のユー・チューブは・・・はっきり言うが、クレイジーだ。超特急を知るうえで大事な情報もほとんどがここでせっしゅできる。新メンバーオーディションのこととかだ。問題はおまえがその中からほんとうに見たいものを選び取ることができるかどうかでしかない。おれはいま、その方法をおまえに伝えている。
BULLET PINKでなにもかもがくるった
BULLET PINKは超特急の妹分で、すべてが謎に包まれている。サルーンで出会った、名も知らぬ妖しいベイブとの一夜の夢・・・・・おまえは油断した隙にベッドで喉元にナイフをつきたてられ、ぶざまに死ぬ・・・RIP・・・実際そうやってオダブツになったやつはそうとうな数いて、おれもその一人だ。おれはおまえのたましいが荒野を彷徨わないよう、INTERNET上にそんざいするバレッピちゃんのすべての画像・動画をここに並べておいた。
真の男たちの歩みを辿れ
そしてWEB上でおまえが享受できるありとあらゆる超特急をずらりと並べてある。ファッション誌のモードな超特急、ラジオ・アーカイヴス、不遜なニンジャとの邂逅・・・・おまえはここが熱風吹きすさぶ荒野であることを一しゅん、忘れる。そして、こう考えるだろう。「魅力がすごい!」ごく自然なことだ。もしくはこうも思うだろう。「もっとチョートッキュウのことが知りたい!」と・・・。
ここで再びおまえは過酷なメキシコの大地に立つ自分に気付くはずだ。ここまでおまえは「チョートッキュウ?どうせおためごかしのコミックグループなんでしょう」という当初の先入観が覆され、やつらが真の男のあつまりであることを理解するに余りあるパフォーマンス力を見せつけられる・・・そうゆう体験をしてきた。7号車タカシ(MUSEだ。おまえも既に理解していることだろう)と11号車シューヤ(タカシのバディとして新加入したその日、登場して2秒で真の男であることを証明したすごいやつだ)の運命的なボーカルりょくに圧倒され、9人もいる中から好きなタイプの踊り方をするやつや、好みの顔のやつを一人か二人くらいは見つけただろう。そしてそのとんでもないパフォーマンスが、やつらの背負っている重荷、歴史、信念、そしてたゆまぬPRACTICE・・・・に裏打ちされていることにも気づきつつある。どうして、なぜ、なんのために・・・・その苦難の道を・・・?さらに今・・・新たな友、4人の仲間たちの登場でどうしてこんなにも希望に満ちた輝きを放っているのか・・・・・おまえは理解することができる。ぼうだいなINTREVIEW記事のちくせきによってだ。
超特急は楽曲リリースのたび、PRのためにものすごい量のインタヴュー記事を各社音楽ニュースサイトから発進している。これはそうとうな量で、どれを読んだか読んでないか覚えておくのは至難の業だ。おまえはいよいよ本当に荒野の真ん中で途方に暮れ、ふらふらと歩き惑い、最後はサボテンのトゲとかに刺さって死ぬ・・・THE END OF MEXICO・・・。そうならないようおれが時系列順に並べておいた。あんまり昔のはない。まとめるのが大変だからだ。だからおれが知っているところからにした。人数が5人になったところからなので、ちょうどよかった。おれはもういないやつのことはよく知らないし、言及する意味をあまり感じていない。念のため言っておくがこれはおれなりの誠実さだ。RESPECTを忘れた腰抜けに超特急を語る資格はないことも、おれはよく分かっている。
SNSは宝の山だ
おれの手には追えない。そのことだけ理解しろ。つうきんつうがく時間とかに思い出したら遡れ。眠れない夜に手を出すのはおすすめしない。おまえのスマッホ中毒が悪化するおそれがあるからだ。新しく加入したメンバーは若く、SNSがとくいなので最近の投稿をなんとなく眺めているだけでも楽しい。ハル(超特急の14号車で、17歳だ。おまえはそのタフさにいずれ恐れおののくことになる)がだれかの投稿に残した趣き深いコメントや、アロハ(超特急の13号車で、メキシコの熱風にも負けない爽やかな真の男だ)のじゅんすいな造形美で正気を失わないようにだけ気をつけろ。あと歩きスマッホは絶対にやめろ。
おまえはやっと超特急にかねを払える
嘘だろう?おまえは今そう思っただろう。気持ちは分かる。だが事実だ。このままSNSで流れてくる超特急を眺めているだけでもおまえはじゅうじつした人生を送ることができる。もちろんそれでもいいとおれは思う。超特急・・・イクォール・・・・チョーサイコー・・・それを知っているおまえと知らないおまえとでは、まるで別の人間だ。超特急というのはそうゆうふうに、物理法則や数学の方程式のように超越した真理として世界に作用することがある。
一方で、おまえにはその手にした自由を行使する権利がある。おれは言った。これは地図だと。おまえはその意味を理解し始めている。
ここにはおまえが買えるディスク、買えないディスク・・・・買えないとは言ったが、手に入らないとは言っていない・・・この意味をよく考えて自分でしらべろ・・・・月会費を取る各種サーヴィス・・・・どこでなにが見れるかが、だいたい示してある。タクヤ(超特急の4号車で、サムライ・・・つまり、真の男だ)は俳優としてかなりの作品に出えんしているので、過去の作品を追うなら自然のなりゆきでこれらに世話になることになる。ただ決して浮き足立つな。サブ・スク管理はげんじゅうにやれ。おれはたいてい毎月1日にそのことを思い出し、うなだれている。
FANCLUB...
もちろん超特急に出会ってすぐ天啓めいたものをかんじたやつは、なによりも先にファンクラブに入会してしまってもいい。その時期にライブチケットの先行抽選申し込みなどが行われていればなおさらだ。だがどのタイミングでその切符を手にしようと、おまえがぶち当たる問題がひとつある。それはファンクラブサイトのUIがおそろしく使いづらいことだ。
これが年会費を払わせてチケットの先行抽選申し込み枠に我々を誘導するため設けられているごく一般的なファンクラブだったなら、なにも問題はない。年に2、3回ちょっとふべんな思いをするだけだ。だが超特急のファンクラブは違う。なにが違うか?それは入会した瞬間に通常ではありえない量の動画コンテンツが見放題になることだ。もう一度言う。ありえない量、そしてありえない質の動画が、いつ入会したかに関わらず、すべて、見放題になる。追加料金も発生しないし、会員期間の長さでアクセスエリアが制限されたりもしない。おまえはあまりの物量に取り乱し、ただただ溺れ・・・・・ようとするのだが、ここでさっきの問題が浮上する。夢の青春8きっぷ(ファンクラブ名だ)のWEBサイトはおそらく設計段階でこれだけ多くの動画コンテンツを掲載することを想定していない。それがたまりにたまって、現在とんでもないことになっている。最近やっとアプロード月ごとにページが分けられるようになったが、その前はすべての動画を1ページに掲載しており、見たい動画を探すためには指が擦り切れるまでスマッホをスクロールし続けなければならなかった。ページが整理された今でもその利便性が向上したとはとても言えない。だいいち、日付で動画をまとめることになんの意味がある?おれがいちいちリョウガとタクヤのドライブ企画がいつ公開されたかなんて覚えていられると思うのか?答えはNOだ。おれは夢8どうがをいちいちブッコマークするたび、みじめな気持ちになった・・・・おまえにはそんな気持ちを、味わってほしくない。だからめぼしい動画をここに並べた。もちろんこれは完全な解決策にはなっていない。すべての動画を網羅しているわけではないし、古いのはやっぱりフォローしていない。だが夢8動画の発掘に出かけるのは、いつだっていい。今でもいいし、今じゃなくてもいい。この地図を手にしたおまえはいつだって荒野へ踏み出して行ける。
MUSIC...
音楽の聴き方は人それぞれだ。そもそもその習慣がないやつもいるだろうし、いそがしくてその時間をとれないやつもいるだろう。だからおれはとやかく言う気はない。好きにしろ。だがおまえがアイチョーンズ、ならびに各社音楽サブ・スクの仕組みに著しく不慣れだったり、たくさん曲が並んでいるのを見ただけで途方もない気持ちになってスマッホを放り出してしまう性格の持ち主だったりした場合のことを考えて、これだけ記しておく。超特急はライブ音源をたくさん配信している。ツアー順に並べておいた。そしてタカシの歌は、どんどんすごくなる。いままでもずっとすごいが、これからもっとすごくなる。おまえが聴くのは音楽じゃない。奇跡だ。
BOOKS...
超特急のすぐれた外見について、おまえは既にこれ以上理解するのは難しいとすらいえる領域に達しているはずだ。SNSでじどうてきに流れてくる美しい9にんの顔におまえは息をつく暇もないくらい夢中になっている。物理書籍はそんなおまえにある種の示唆を与える。自室で印刷物をじっくりと眺め、マサヒロ(12号車で、真の男で、弁当を3つ食べる)の真摯なインタビュー記事に笑みをこぼしながら浸る・・・・スマッホ中毒におちいったおまえにとって、それはなににも代えがたい充実した時間となる。
APARELU...
超特急カイは2号車で、真の男だ。すぐれた頭脳とあらゆることを見通す目、そして海のように大きなハートを持っている。ただしさ、やさしさ、豊かさ、そして時に、厳しさ、したたかさ・・・・芸能界はおれたちの想像以上にあらゆることを求められる過酷なニューメキシコの荒野だ。超特急カイがとくに秀でている点は、求められるすべてを持ち合わせながら、いつでもBALANCE・・・・・それを失わないことだ。真の信頼に値する男、それが超特急カイという人間であり、それがそのまま、彼の作るファッションブランドの価値につながっている。服だけではなく小物や香水なども取り揃えているので、気に入ったアイテムがあれば手に取ってみるのもいいだろう。おれは毎日カイくんの香りを纏ってしゅっきんしているが、このことにより取引先に送るメールが2割増しELEGANCEになることが数学的に証明されている。
KIRARI...
KIRARIはメンバーそれぞれに用意された個人ファンクラブだ。正直なところ、おれはこれについてあまり言うことがない。好きなやつのに入れ。
おまえ自身の荒野がそこにはある
ここにきて、おまえは完全に理解したはずだ。超特急がすばらしくタフな男たちであること、それから・・・・おれのしっぱいについてだ。おれは告白しなければならない。これは実のところ、地図などではない。これはおれの、おれ自身の歩んできた軌跡だ。おれと超特急の思い出だ。出来上がってみると、おれがバレット・ピンクやフェイク・モーションに想い入れがありすぎることがバレバレだった。おまえに好きにしろと言いながら、推しはかるなと言いながら、おれはどうしても知って欲しくなった。フェイク・モーションが真実の物語であるということを。
だがおまえはおれから最後にもうひとつ、学ぶことがある。今度はおまえ自身が、おまえと超特急・・・・いや、超特急ではなくとも構わない・・・おまえが愛するものとの軌跡を、描くことができるということをだ。
気をつけるべきことはもちろんいくつかある。
ひとつめに、権利を侵害しないことだ。おれは広くワールドワイド・ウェブで無料公開されている画像・動画のキャプチャのみを使用することにさいしんの注意を払った。有料配信されている動画の中身を勝手に持ち出してアイコンにしたりするのはだめだ。また、ゲーム配信のキャプチャはよくわからないがとりあえず心配だったので、使用していない。リョウガのゲーム配信チャネルにリンクするアイコンがプリセット画像なのはそのためだ。
ふたつめに、引用元をできる限りめいかくにしろ。おまえは公式SNSやインターネット記事からスマッホにローカルほぞんした画像をおそらく、たくさん持っている。それをむやみやたらに転載するとどうなるか・・・おまえのlitlinkを見たやつが「このリョウガくんの写真、めちゃくちゃかっこいいけどいつのやつ?リンク先にもないし・・・」と気になって、気になって、睡眠時間をスポイルすることになる。タレントの顔写真はフリー素材ではない。リョウガくんのチョーカッコイイ写真は、ちゃんとリョウガくんのチョーカッコイイ写真がどこに掲載されていたか分かるようにして使え。不誠実なことをするな。げんみつに言えば顔写真の使用自体、引用の範囲であるかがかなり曖昧なものだ。おれがおれ自身に対し、それを許せなくなる時がくることもあるかもしれない。これは社会性の問題でもある。
みっつめに、あんまり長くするな。これはおれのlitlinkが完全にしっぱいしている点の一つだ。長ければ長いほどページが重くなり、編集するときに不便な思いをすることになる。テーマを決めて、シンプルに構成することをすすめる。
あとは自由にやれ。おれがおれのlitlinkで紹介しなかった、もっと昔の超特急についてみんなに知って欲しいやつもいるだろうし、メンバー個人の仕事について深く掘り下げたいやつもいるだろう。超特急以外のおまえの、いわゆる「推し」でこれをやりたいやつも、当然いるはずだ。
銃を取れ。Litlinkという銃を。そしておまえ自身の荒野を、おまえのものにしろ。
(平井平子)