幸せの枠組みの正体

人は幸せになるために生まれてきたと言われます。

でも、世の中には「幸せな人」と「そうじゃない人」が
存在します。

「幸せな人」=お金持ち?高学歴?美人?


イコールではないことは薄々気付いているのではないでしょうか?

歴史的にもお金や権力、美を奪い合い、
戦いが繰り返されています。
お金持ちや美人は嫉妬や蹴落とし合いに
巻き込まれる事もあります。

なのに
ナゼ
お金や羨望に幸せがあると思いこみ、それが足りないから幸せじゃないと決めるのでしょうか?
そもそも…

「幸せな人」=幸せだと感じている人
「そうじゃない人」=幸せだと感じていない人

当たり前の事を偉そうに言うな〜!
と怒られそうですが

『幸せだと感じる』にはどうしたらいいでしょうか?
それは幸せの枠組みを大きくすればいいのです。

幸せの枠組みとは、幸せと感じる範囲の事です。
枠組みが広ければ広いほど幸福度は上がります。

例えば

「生きてる事」が幸せの枠組みの人はただ、
生きてるだけで幸せを感じる広い枠組みの人です。
生きてる限り毎日が幸せです。

それに引き換え

「東大に行って総理大臣になって、
大金持ちになって、超美人にモテモテになる」

が幸せの枠組みの人は、条件を全部クリアして初めて幸せを感じる狭い枠組みの人です。
何か一つが欠けても幸せではありません。

そう!
幸せの枠組みは親ガチャのせいでも、世の中のせいでもなく、環境のせいでもなく、
『自分自身が決めた枠組み』が原因です。

そんな簡単じゃない!
と怒り心頭の方もいますよね…

パワハラ上司がいて辛いのは自分の枠組みと関係ない‼︎

たしかに環境は自分ではどうする事も出来ない場合も多いですよね…

でも、幸せの枠組みは現実に起こっている事柄ではなく、観念(思い込み)の事です。

事柄観念 
区別が難しいですよね。


本当に、パワハラ上司のせいで幸せを感じられないのでしょうか?

もし、そうであれば会社を辞めたらパワハラ上司とは縁が切れ、幸せになれるはずですよね。

「辞めたらもっと幸せじゃなくなる!」

って思いましたか?

それが幸せの枠組みの正体です。
『完璧な自分が完璧な環境で仕事が出来る』ことを
幸せの枠組みとしている事が問題ではないでしょうか?

枠組みを広げると
・パワハラ上司がいる事でチームの結束ができた。
・自分の部下には優しく接しようと決めた。
・今の部署に配属になったから色んな出会いがあった。
・パワハラ上司のお陰で転職、キャリアアップした。
など幸せを感じる事が出来るんじゃないでしょうか?

それなら
不治の病の人や家族を亡くされたひとにも同じ事が言えるか?って言われるかもしれません。

たしかに現実に起こっている事柄で辛い思いをしたり、悲しんだりするのは人として当たり前の事です。

しかし、病を受け入れ、残された時間を大切に生きている方や、家族を亡くした経験があり、同じ悲しみのどん底にいる方を救う活動をしていらっしゃる方は、
不幸でしょうか?

今起こっている事柄だけに囚われてると、どんどん幸せから遠ざかります。

人は幸せになるために生まれてきているのです。
幸せは必ず自分の中にあります。


幸せの枠組みを見つけれた患者さんは、幸せな毎日を過ごせる様になられます。

そして、東洋医学の考え方
「心身一元」
心に問題があれば身体が不調になり、
身体に問題があれば心が不調になります。 

どちらも大切にケアしていきたいものですね。

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