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24歳女子でオンライン読書会をやってみた

4月11日、コロナで自粛規制となっていたため24歳の女子4人でオンライン女子会をひらいてみました!そしてその議事録をnoteに残してみました〜!4人のうち、2人はそれぞれ島根・福岡からの参加でオンラインだからこそできた開催でした^^オススメの本とその理由をまとめているので気になった本があったらぜひ読んでみてください〜

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<参加者>
れいこちゃん:出版社で働いてる
もともとバーボンというお酒飲みながら本を読むイベントをやってる
最近リモートになって、オンライン読書会をやってみたいとなった

ゆきちゃん:ITベンチャーで働いている
東京の会社だけど、いまは実家の福岡に戻ってる。以前バーボンで会ったことがある。

あやのちゃん:人材の経営企画室で働いている。
ひかりと一緒に五反田に私設図書館やってる。推理小説が好きでいまはエラリークイーン読んでいる。

ゆうりちゃん:修士の2年生。鹿児島の大学から東京の大学院にいってる。理学で地球惑星系の勉強をしてる。


■おすすめの本
「さがしもの」角田光代(れいこちゃん)
短編の小説。主人公が女性で20代、30代で旅行好きの人が出てきて重なる部分が多い。いままで自分が面白いな〜と思った本って感情移入しやすくてこれもその一つ。実は後輩におすすめされた本で、その後輩も高校の国語のおじいちゃん先生にホワイトデーとして勧められた本。誰かにすすめられた本ってなんだかいいなあと思う。読みすすめていくとこれ読んだことがある、と思ったら模試で読んだことがある話だった。なにか縁がある本なのと短編なので読みやすいのでよかったら。
重松清の「きみの友だち」も模試で出会ってから好きな小説になった。

コメント:
わたしも重力ピエロ、あんなに重い話だとは思わなかったけど面白くて読んでみた(ゆうり)
「夜中の薔薇」向田邦子(ゆうり)
ひとから勧められた本。エッセイ集みたいな感じ。古くてもその時代での新しさがわかった。感情の機微や切り取り方がすごく上手で感受性が高いんだなあと思う。例えばジブリの食べ物がおいしそうってあるんだと思うんだけど同じように向田さんの描写は美味しそうに見える。料理の章、旅の章などわかれていていままで会ってきた人の回想録が書かれている。かっこいい女性だから好き。
”渋谷駅なのに渋谷駅まで、といってしまったが、駅員さんはダンディにタダですよ、返してくれた”言葉の品がある人は流行り言葉や真似をしないこと。日常の自分の経験や世の中のことを結び付けられてて、言葉を大事にしようと考えさせてもらえた。(”言葉のお洒落”という章から)
コメント:
本屋の小説ゾーンをみていたときにこの本を見かけた(れいこ)
言葉は人間性表れるよね(ゆき)
夢をかなえるゾウ(ゆき)
社会人1年目のときに買ってみて、人生のときに必要なことがつまってる本だなと思った。ゾウと男の子が夢に向かって頑張る、というストーリー仕立てになっていてわかりやすく最後は共感して泣ける。名言集がまとめられている。ゾウさんがお笑いセンスある。印象があったのは男の子は勉強したいけれど、テレビとかあって集中できない、、ということがあったシーン。ゾウがテレビを消してくれて最初は怒ったけど結果勉強に集中できていた。一つ一つのエピソードからこれやろう、というのが出てくる。たまに読み返して、できること2つ、3つやってる。これを読んでトイレ掃除や靴磨き、コンビニのおつりは寄付するようにした。
コメント:
3作出ていて、最後のは女性が主人公(れいこ)
「独立記念日」原田マハ(あやの)
短編小説で20こくらい入っている。全部主人公が女の子で仕事も年齢も立場も悩みも違う。話を読み進めていくなかで自分自身がどう生きていこう?自分もこんな悩みあるな、と共感できる部分も多かった。自分以外の人、仕事で隣あっている人ももしかしたらこういう悩みを抱えているのかもしれないな、と思えるようになった。小説に出てきたメインでない人物が次の編では主人公になったりしていって面白かった。原田マハさん自体がNYの美術館で働いていたこともあり、美術関連の話も出てきたりする。
コメント:
伊坂幸太郎さんのアイネクライネナハトムジーク、恩田陸さんのドミノも似てるよね(ゆき)

他にも話に出てきたおおすすめの本

終幕のフール
スロウハイツの神様
ドミノ
アイネクライネナハトムジーク
死神の制度

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