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NAGAのシビれる一打〜19日目〜

この記事は

【麻雀】NAGA牌譜研究 Advent Calendar 2021 - Adventar

の19日目の記事です。

今日の何切る

こちらの牌譜から出題


下家の「vふーちゃんv」はMリーグ・サクラナイツの堀慎吾プロです。
2020年5月時点ではまだMリーガーではありませんが、内定はもらっていたのかもしれませんね。ネット麻雀とか全然やりそうにないですが、Mリーグ参戦に向けて天鳳で力試しをしていたのでしょう。


さて、問題はこちら。

東一局。東家。追っかけリーチ判断です。

東発親番ということで積極的に攻めたい場面ですが、早々に先制リーチを受けてしまいました。中スジの4sで一旦凌ぎましたが、次巡4pツモでテンパイです。

さて、ここからNAGAの選択は次のうちどれでしょう。

  • 7p切り

  • 9p切り

  • 6s切りリーチ

  • 6s切りダマ

これ難しいなぁ…


答え合わせ

さて、正解は…?



一旦冷静にダマ…?


NAGAの選択は6s切りダマでした。本当か?

ここから7pと9pは中途半端な打牌です。それなら一巡前の4s切りの時にピンズの上を払うべきです。NAGAが4sに手をかけた時点で6s切りは当然の選択ですね。


最新版のNAGAくんにも聞いてみます。

微妙なところですがリーチか…?


最新版のNAGAくんはリーチに一票でした。問題の答えとしては「6s切りダマ」ですが、麻雀の正解としては「6s切りリーチ」となります。

東一局でどこまで押すべきか


結論から言うと

東一局の他家の序盤のリーチは無視でいい

これが正解だと思います。


今回は6mと6pのシャボですが、どちらもリーチに対して危険牌です。

相手の捨て牌を見ると

  • 5巡目5m → 578からの5切り(6-9m)

  • 7p切り  → そばテン(特に6-9p)

今回のNAGAくんの手はどうせ手変わりして待ちが広くなったとしても、かなり高い放銃リスクを負わなければなりません。5pツモの一気通貫も1pがフリテンになるし。それならばいっそのこと強気に曲げてしまえ!という判断が妥当に思えます。

相手のリーチもロクに手作りされていない低練度の序盤リーチです。愚形や安手の可能性も全然あります。こんなところでペコペコオリていたら舐められてしまって万年負け組です。


ちなみに

堀プロも結構アグレッシブにテンパイを取りに行ってました。6s7sは安全牌ですが、自手も3900あるのでテンパイを取りました。結果的に9pは放銃牌なのですが、見た目は結構通りそうに見えます。

「東発からガチガチに守りを固めても強者には慣れないんだぞ」という意志を感じますね。NAGAもここは強気にリーチで良かった気がします。



その他



東三局

8sではなく赤5sを選択

心理的に赤5を切るのは抵抗があるけど、「8sツモ→打7s」や「7pツモ→打8p」など柔軟に対応できるのは赤5s切り。8sを切ってポンされるのも嫌だしね。

南一局

棒テン即リー
最新版のNAGAも鉄リー

1p引きでジュンチャンですが、ここは即リー。7mの場況が悪くないし、絶対に満貫が必要な場面ではないですね。親番につきリーチでよさそうです。


南二局

ドラプッシュその1
ドラプッシュその2


ドラを捨てまくるNAGAくん。堀プロに対してノーケア・ノーリスペクトです。南二局でやや終盤戦とはいえ、この手なら勝負になると判断して押しまくっています。

最新版のNAGAでもこの局面ではドラなんて無視してゼンツだったようです。この蛇やりおる…



東発だけ弱気でしたが、このゲームは全体的に攻撃的な麻雀をしていました。



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