見出し画像

ロバート・キヨサキ「金持ち父さんの投資ガイド 入門編」

 読了したので、感想をば。
 投資についての方法論というよりも、お金持ちになる為のメンタルトレーニングのように感じました。投資を行う前にプランを立てる必要性や、自分自身をコントロールする事の重要性、そしてお金持ちになる為の思考や言動の大切さ等。私が一番印象に残っている一文は、次の通り。

『大切な事を教えてくれる貴重な間違いから学び、知恵を手にいれたいと思ったら「責任を取る自分」が最終的に思考をコントロールするようにしなければならない。責任を取れる自分はそのうちにこう言ってくる。「この間違いから私は、どんな貴重な教えを学ぶ事が出来るのだろうか」』(本書より引用)

 失敗は成功のもと、という言葉も良く聞きます。でもそれを成功に導くのは、その人の選択なのですよね。「失敗した=もうだめだ、諦めよう」になるのか、「失敗した=次はどうすれば上手く行くのだろうか」では、その人の人生に大きな違いをもたらすと思います。これは私自身の反省でもあるのですが、失敗を怖がってしまう傾向があるのです。例えば中国語のオンラインレッスンを受けていても、先生の質問に間違って答えたらどうしよう、とか。でもダンスとか語学を学び始めてより強く感じるようになったのですが、人は失敗しないわけがないのですよね。最初から完璧なワルツを踊れる人もいないし、流暢に母国語以外の言語を話せる人もいない。もしかしたらいるのかもしれませんが、その方は「天才」です。(最初から「あの人は天才だから」と考えるのは、出来ない事の言い訳のようで好ましく思ってはおりませんが、この広い世界にはそのような方々がいる事も理解しております)
 だから最近は、自分が求めている事は語学をマスターする事なのだから、沢山の失敗や間違いはその為に必要なプロセスなのだと思いながらレッスンを受けております。とにかく口に出さないと、身につかないな、と思いまして。
 投資やビジネスについても同様の事が言えるのだろうと、こちらの本を読んで思いました。学びながら、トライアンドエラーを繰り返す事が大切なのだと改めて考えさせられた本です。投資を始める前は、「怖い」という気持ちが勝っていましたが、始めて見ると勉強になりますし、今まで考えなかった事を考える機会も増えて凄く良かったです。
 お金について考える事は、自分にとって本当に大切なものは何かという事を考える事にもつながるような気がします。現時点では資金が無尽蔵にあるわけではないので、改めて自分のお金の動きを見るわけです。そうすると、これは絶対に削れないけれど、これは削れるという風に本当に重要な事にお金を使おうと思える。これは、本当にやって良かったなと思う事です。それとですね、固定費を削減しようと思い携帯を格安SIMに変えたらなんか凄くお安くなって、今まではなんだったのかと…。通信状態も以前と変わりませんし、使い勝手も良いです。何が…何が違うの…?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?