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ギフテッド&ギフテッド教育/SEMの講演会。

秒速で過ぎていく毎日のなか、11月30日に登壇するギフテッド&ギフテッド教育/SEMについての講演会のプレゼン資料や配布資料などが、今頃ながら、ようやく完成目前となってきたため、やっと一息ついている日曜日であります。

講演会は、前半45分、後半45分と二部構成でして、前半は主にギフテッド個人について、後半はギフテッド教育のなかでも主にUConnで学んでいる全校拡充モデル、SEM(Schoolwide Enrichment Model)について、お話していきます。

当然ながら各45分間ではとてもじゃないけれどカバーしきれず、約2年前の浜松市での講演会「インクルーシブ教育を進めるために 〜すべての子どもの才能を伸ばす〜」のときのように最低限のこと、いわば概要を、またまた早口で駆け抜けるかたちとなってしまいそうですが、本当は、例えば「Creativityの伸ばしかた」やら「家庭で実践してみたいSEM」、「レンズーリ教授の三輪概念/Three Ring Conception of Giftedness」などなど、何か一つにフォーカスしてお話したく、いずれそういう機会を持てたらなぁ……と今回プレゼン資料を作りながら改めて思いました。

自分自身まだまだ学び中で、皆さんの前でお話していいものなのか、という葛藤はいつもあります。が、プレゼン資料を作る作業のなかで、復習だったり、新たな勉強だったり、曖昧なまま放置していた部分の理解を深める機会が持てて、苦しかったけれども有意義な3週間を過ごすことができ、感謝でいっぱいです。

と、すでにやり切ったかのように脱力しておりますが、本番がまだでありました。笑。これから1週間、本番に備えて諸々調整していきたいと思います。

講演会に参加してくださる皆さん、遠方の方々も含め、ありがとうございます。

主催のギフテッド応援隊の名古屋ボランティアスタッフの皆さん、細やかな準備やサポートをありがとうございました。終わるまでまだ気も抜けませんが、ひき続きどうぞよろしくお願いいたします。

以下は講演会でお話する主な項目です。

【前半】ギフテッドについて

⒈ アメリカで得たギフテッド全般の基礎知識

・ギフテッドの概念や一般的な現地での認知
・シーン別ギフテッドの判別方法など
・2eやアンダーアチーバーについて


2. 心理学側からの「ギフテッド 」

・ギフテッドの一般的特徴の紹介
・三大特徴の深掘り
・誤診、その他
・セルフアドボカシー


⒊ よく受ける質問について

(時間がない場合は配布資料のみ)

【後半】ギフテッド教育について

⒈ アメリカのギフテッド教育をざっくり紹介

・「ギフテッド」に対する心理学側の見解との違い
・三大教育プログラミングなど


2. レンズーリ教授らの提唱するSEM(全校拡充モデル)

・レンズーリ教授が三輪概念にいたるまで
・三輪概念/Three Ring Conception of GiftednessとAtom Diagram
・SEM(レンズーリ教授)には欠かせないThree Es
・SEMの概要


3. 家庭で実践できるSEM

・たくさんあった息子の「好き」の行く末
・「好き」を徹底的に追究する学び、Type 3 Enrichment
・Real Problem(RP)とは
・「好き」から「自分の学び」にしていく具体的なプロセス
・徹底した学習体験(Type 3 Experience)から得られる効果


以上

当日お会いできるのを楽しみにしています。


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