毎日読書#193 『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』(ライダー・キャロル)
ノートが好きで、筆記具が好きです。どちらかというと手書き派。
ノートは、ずっとモレスキンを使っている。モレスキンとは、ちょっと高くて、でも、武骨で頑丈なノートだ。
一部ではオシャレアイテムらしいが、通常モデルは、ただの黒いノートで、オシャレでもないし、デザインも普通だ。PCで例えるなら、MacBookではなくてThinkPadの方だ。
別に高級ノートが好きなわけじゃないのだけど、表紙が硬くて、栞紐が付いていて、ページ数が多く、リング閉じではない。という条件に当てはまり、さらに、廃盤になる心配が少ない、勝手に仕様変更しない、買いやすい、という条件を加えていくと、モレスキンというノートだけが残りましたとさ。
よく、価格が高いと言われる。確かに高い、ポケットサイズだと定価で2000円以上するし、日常的に使っているラージサイズは3000円を超える。
そんなノートホイホイ使えるかってんだ、と怒られる。キャンパスノートをクルっと丸めて頭を殴られる。
でもね、モレスキンの良いところは、なんとなくオシャレ感を出す事に成功したおかげで人気が出て、沢山流通しているところです。
ミーハーなノートなので、メルカリで探すと沢山出てくるのだ。
それを眺めていると、たまに投げ売りのような値段で10冊セットとか大量に出している人が現れるので、それを狙って買えば、1冊あたりの取得平均を1000円以下に抑える事ができる。
先日も、平均1冊600円位の単価になるようなセットを落とした。安いモレスキンは、人気の無い企業のノベルティだったりするのだけど(だから逆に人気の高いコラボレーションだと高くなっている)、どうせシールで隠しちゃえば一緒なので、マイナー企業ノベルティー格安モレスキンは、みつけたらサクッと買うようにしている。
そんな風にして使っているノートなんだけど、中身はどうなっているのか? どんなメモの取り方をしているのか、どんな使い方をしているのか? なんだけど、紆余曲折があって、いまは、なんちゃってバレットジャーナル風メモ&TODOリストになっている。パエリア風炊き込みご飯的な感じで何が何やらって感じだけど。
基本的な表記法は知らない。なんとなく聞きかじりで、よさそうだな? というところを取り入れている。
あとは、昔からTODOリストが無いと仕事にならないせいで、TODOリストを作り続ける人生になっているのだけど、その経験から得たノウハウみたいなものも混ざっている。
特徴は、とにかく、なんでもメモにのこしておく、メモを読み返す、過去のメモを探すインデックスは日付のみ。原則1冊に全てまとめる。
ルールは、見開きで1つの用事に使う。左上から西暦で日付を入れる。内容は箇条書きで書く、だから箇条書きを究めることを常に意識する。行頭の記号でTODOか、メモかを区別する。TODOはスケジュール帳に転記したら記号に印をつける。もしくは赤で潰す。
まぁ、だいたいこれで間に合う。特に困っていない。字が汚くて読み返せないとか、ベタな問題はあるけど、別に困っていない。
ただ、ふと「もっと良い方法があるのではないか?」と思う事があり、いつかバレットジャーナルを真面目にやっってみたら面白いのではないかなと思っていた。
しかし、いざ試そうにも、なかなかまとまった情報に巡り合えなかったのが当時の現状だった。しかし、2019年、なんと、本家から公式ガイドが出版された!
ということで本書。書き方や使い方など網羅的に記載があるのだけど、そのノウハウの一つ一つが仕事の成果であり、物語になっており、読みものとしても面白い。
ノートの取り方、バレットジャーナルが気になる。モレスキンが余っているという方、是非お試しください。
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