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議員のなり手不足のさらなる要因PART1

 2024年4月9日のさきがけ新聞の記事の一面に議員のなりて不足による自治会の弱体化の影響が掲載されていた。
これを元に、私自身が議員をやっていて疑問に思う事を掘り下げて今後に繋げる、もしくはこれらの気持ちを少しでも知って頂きたく思います。
議員目指してる人も参考になるかわからないですが、ご一読ください。

 記事からなり手不足の要因は下記のように記されている。
1)人口減少
2)民間の定年引上げにより定年後に議員を引き受ける気力や体力が無い
3)自分から自分から進んで立候補するのはおこがましい
4)地域の有力者が難色を示し、立候補の断念
5)家族、親族の反対
6)議会の役割が住民に浸透していない
7)高齢男性中心で女性が活躍できるイメージが無い
8)報酬が低い

これらも要因としては正しいと思うが、まずは一つ一つに感じたことを並べます。
1.今更言ったってしゃーないやろがい!!!!今すぐ人も増える訳もない!!!(1に関しては他の全ての分野に言えるのあえて雑に扱いました。

2.これはどの目線かによりますが、朝日新聞のデータによると現在の議員の60歳以上の割合が60%以上とのことで体力がない、気力がないというのは乖離性を感じてしまいます。そんな意図はないと思いますが、定年後じゃないと議員なってはいけないのか?と感じてしまいますね。

↑参考サイト

3.私は進んで自分からなったので、これは覚悟と気持ちの問題。自分がこうしたい、こう変えたい!という考えの元、行動すればそもそもその発想に行き当たらないのでは?

4.有力者の難色はあると思いますが、そもそもちゃんとコミュニケーションを取りに行かないのも問題かなと思います。ちなみに私は有力者とかよくわからないので行き合った時にご意見聞いて違うものは違うし、変えれそうな部分は変えるための努力はしますが有力者がそれはダメだ!と言ったとしてもすぐにわかりました!とはなりません。※わかりやすく書きますと。いや、私あなたの部下でも何でもないし、そんな偉そうに上から目線で喋られても困る。

5.3番でも触れましたが、この件で私も相談受けたことありますが本当にやりたいなら家族説得できなきゃそもそも今後も様々な交渉、話し合いもできないと思うので頑張って下さいとしか言えないです。

6.これはその通りです。子育て環境や様々な細かい改善が図られても気づかれていない、議員で何やってるの?というのはよく言われます。
若い人だけでなく、ご年配の方にも言われること多いのです。

7.同じく朝日新聞のデータで女性議員の割合は10人中2人以下というデータも出ていることから高齢の男社会という構図はその通りでその中で活躍、頑張るというのはハードルが高い思われます。

8.仙北市の議員報酬は手取りで23〜24万程で特に低いと感じませんが、若手が結婚してパートナーが主婦、主夫、もしくはシングルで子供を育てるとなった時かなりハードルは高いと思います。議員は様々な式典、祝典、懇親会などにも参加するので正直カツカツです。ただ、私は仙北市で報酬の引き上げの話し合いがあった際に報酬そのままで良いから、政務活動費を上げてくれと、そして見える化し市民に判断してもらうのが良いのでは?という意見を出しました。ちなみに、同調してくださったのは若手の女性議員の方です。

記事を読んで私なりにこれらの点が第一印象でした。
PART2では私が議員をやってきて感じたこと、こうすれば良いのにと思うことを具体的に書いていきます。

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