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太もも外側の感覚鈍磨について

今回も、パーソナルセルフ整体教室(個人指導のセルフ整体教室)に参加してくださった方からのご質問に答えてみました。

太もも外側に感じる感覚鈍磨について

Q.太ももの外側に感覚鈍磨があるのですが、どこを緩めたらいいでしょうか。

筋肉のロックが痺れや鈍磨の原因になることも

痺れがあったり、触った時の感覚が鈍かったりする場合、神経や脳に原因があると言われることが多いのですのですが、今までの経験から筋肉が原因になっているケースがもっとも多かったです。

では、筋肉が感覚の麻痺や痺れにどのような影響を与えているのか、考えてみましょう。

まずは、感覚鈍磨に関して動画をアップしていますので、こちらをご覧ください。

筋肉が原因で起きる、痺れや鈍磨は正座をしたときの麻痺や痺れと全く同じメカニズムで発生します。

細かい説明を省くと、血流不足が麻痺や痺れの直接の原因なのですが、筋肉が硬くなると血管を圧迫して血流不足を引き起こしてしまうのです。筋肉は硬くなると太く、硬くなるという特性があるので、硬い筋肉が増えてくると、間にある毛細血管などを圧迫してしまうんですね。

場合によっては、毛細血管だけでなく太い血管も圧迫して血流不足を引き起こしてしまうことがあります。

筋肉が原因の感覚麻痺や痺れは、どの筋肉を緩めればいいか

筋肉が硬くなることによって、麻痺や痺れが起きている場合は、まず痺れや麻痺が発生している筋肉そのものを緩めると楽になることもありますが、もしそれでも改善しない場合は、その筋肉に血液を供給している血管が通っている周りも緩める必要があります。

動画でも説明していますが、外側広筋に痺れや麻痺がある場合は、まず外側広筋を緩めてみて、それでも変化が起きないようであれば、中間広筋、内側広筋、恥骨金、大内転筋などを緩めてみると楽になることがあります。

もし、違和感を感じている筋肉そのものを緩めても、あまり変化が感じられない場合は、ぜひその筋肉に血液を供給する血管が通っているかもしれない箇所も緩めてみてください。


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