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アロマdeハンドクリーム

手荒れや乾燥しがちな方へ。

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こんにちは。
しおりです。
連休は自粛要請が出るほど、感染者数が増えてきていますね。
手洗いやアルコール消毒の回数が増え、以前に比べて手が荒れている方もいらっしゃると思います。

今日のテーマは「手荒れ対策のハンドクリーム」です。アルコール消毒も大事ですが、手の乾燥や手荒れを防ぐためのクリームを作ってみます。
お気に入りの香りで作って、ハンドケアに使ってみてください♪


1.手を洗うと、手が荒れる?

一般的に、手荒れとは手の角層の柔軟さやなめらかさがなくなり、乾燥、亀裂、皮膚が厚くなるなどを生じた状態のことを言います。

なぜ手が荒れるのでしょうか。

空気の乾燥や水仕事などで皮脂が失われて乾燥した状態の時に手荒れが起こります。
皮脂が失われた肌はバリア機能が低下し、刺激によるダメージを受けやすい状態です。
せっけんの成分やアルコールが刺激になり、手荒れが引き起こされます。

刺激を減らして手荒れを予防する方法
・せっけんで手洗いする場合、手に残らないよう十分にすすぐ。
・温水で手を洗うと冷水より皮脂を落とすため、温水での手洗いを避ける。
・アルコールが刺激となる場合、低刺激のものを使用する。
・手肌にやさしいせっけんを利用する。
・ハンドケアを行う。

これらを行うことで手荒れを予防できます。
肌にやさしいせっけん、自分の肌に合うせっけんは、精油でも作れるので、別の機会にご紹介したいと思います。

(参考までに、せっけんに関する記事です。)
手洗いしながらリフレッシュ
簡単せっけんレシピ
今回はハンドケアに使うクリームの作り方をご紹介します。
家でせっけんを選べても、職場や外出先でせっけんを選択することは難しいと思います。
そんな時にハンドケアを行い、手洗い後の乾燥や肌のトラブルを予防します。


2.ハンドケアクリーム

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ハンドケアクリームにおすすめの精油を紹介します。

肌にやさしい成分・皮膚への刺激が少ない精油

◇パルマローザ
皮膚にやさしい成分のモノテルペンアルコールが主成分で、鎮静作用や傷の治りを早める作用を持ちます。スキンケアとしてよく使われる精油で、手荒れによる痒みや湿疹を解消してくれます。抗菌作用も持つので、皮膚の感染症や膿むのを防いでくれます。
※子宮収縮作用があるため、出産時以外の妊婦には使用しないでください。


乾燥に有効な精油

◇フランキンセンス
肌に潤いを取り戻しながら肌を柔らかくして乾燥を防ぎます。傷の治りを早める作用があるので、手荒れによるあかぎれやひび割れに有効です。

◇サンダルウッド
皮脂の分泌を調整し、肌を乾燥から守ってくれます。メンタルに働きかけ、ストレスが原因の肌荒れも防いでくれます。
※ホルモン様作用があるため、ホルモン治療中、ホルモン依存型疾患の方は使用しないでください。


手荒れ・痒みに有効な精油

◇カモマイル・ローマン
エステル類が鎮静作用を持ち、肌の痒みや炎症を抑えてくれます。手荒れでできた湿疹にも有効で、皮膚トラブルに使われる精油です。

◇ラベンダー・アングスティフォリア
主成分の酢酸リナリルに鎮静作用があり、エステル類が肌の炎症を抑え、ケトン類が傷を治りやすくしてくれます。痒みを抑え、手荒れの部分の治りを早めてくれます。


ハンドクリーム レシピ例

パルマローザ 5滴
ラベンダー・アングスティフォリア 4滴
サンダルウッド  3滴
シアバター 25g
ファーナスオイル 5m L

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保湿作用の高いシアバターとファーナスオイルをブレンドしてみました。シアバターは常温で固体になるので、写真のような硬めのクリームが出来上がります。
さらっとした使用感でベタつかないので、夏でも気持ちよく使用できます。
オイル30m Lに対して精油は12滴程度で良いかと思いますが、ご自身の肌の状態に合わせて適宜増減してください。


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今回は手荒れに効果的な精油やハンドクリームレシピをご紹介しました。
手洗いや消毒が必要な今は、ハンドケアにも意識を向け、肌荒れを回避していきましょう。
簡単に作れるので、みなさんも試してみてください♪


しおり

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