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ハーブウォーターdeスキンケア

さっぱりからしっとりまで。

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こんにちは。
しおりです。
今日は化粧水にオススメしたいハーブウォーターを紹介したいと思います。


1.ハーブウォーターって?

芳香蒸留水、フローラルウォーター、ハイドロゾルとも呼ばれます。

ハーブから精油を取る時、水蒸気蒸留法を使います。
植物を水蒸気に当て、精油成分を気化させてから冷やします方法です。
すると植物から出てきた成分が、脂溶性と水溶性の2層に分かれます。
水に溶けず浮いている脂溶性の層が精油水溶性の層がハーブウォーターとなります。

ほとんどの芳香分子、香りの元となるモノは精油に含まれますが、
ごく微量の(0.0006〜0.55%)の芳香分子はハーブウォーターに含まれます。

同じ植物から取ったものでも、精油とはまた違ったイメージの香りがします。
はっきりとしたハーブの香りよりも、マイルドな植物の香りがします。

上記にあるように、芳香成分がとても少ないため、精油と違って禁忌事項がほとんどないところが利点と言えます。
皮膚に対しての刺激も、精油に比べると少なく、希釈しなくても使用できる点も、手軽で良いところです。

禁忌や注意事項が少ないけれど、抗菌作用やスキンケアへの効果に優れるものもあるので、化粧水としての使用やリネンウォーター、消臭スプレーなど用途は様々です。


◇間違えやすいモノ
NARDのハーブウィーターは、アルコールや水など他のものと混ぜていないものを指します。

・アロマウォーター
精油をアルコールや精製水などに加えて作るモノを指します。
・ハーブティー
ハーブに熱湯を注いで作ります。
水蒸気蒸留法のハーブウォーターの方が芳香成分が多く含まれます。
・精油(エッセンシャルオイル)
先ほど説明した、水蒸気蒸留法の脂溶性の成分です。同じ植物でも作用は異なることがありますので、混同しないよう注意してください。


2.化粧水に使ってみよう

化粧水に向いているハーブウォーターを紹介したいと思います。

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◇ラベンダーウォーター
ラベンダーの精油とは違った、微かに桜のようなやさしい落ち着いた香りです。
肌のタイプを問わず、スキンケアに向いています。抗菌・抗ウイルス・抗真菌作用、抗炎症作用、保湿作用が期待できます。皮膚の感染予防、ニキビ予防、日焼け後のケア、虫刺されなどにも使用できます。
また、メンタルにも働きかけ、安眠を誘います。お風呂上がりに使用するのがオススメです。


◇カモマイル・ジャーマンウォーター
カモマイルティーのようなやさしい香りです。
痒みのある肌に適していて、抗菌・抗ウイルス・抗真菌作用、抗炎症作用、収れん作用、皮膚柔軟化作用、保湿作用に優れています。皮膚の感染予防、特にカンジダ菌の抑制に効果的です。抗炎症作用があることから、発疹、軽い火傷、日焼け、痒み、湿疹を和らげます。毛穴をひきしめ、肌を柔らかくしてくれるのでお肌のケアが期待できます。
鎮静効果もあるので、イライラや不安を鎮めてくれます。


◇ローズマリーウォーター
葉を思わせるような、苦味と渋みを感じるグリーン調の香りです。
脂性肌に適していて、さっぱりとした使い心地です。抗菌・抗真菌作用、抗炎症作用、筋肉をほぐす作用、保湿作用が期待できます。皮膚の感染予防、特にカンジダ菌の抑制に効果的です。ほかに筋肉痛を緩和、ニキビ予防などのスキンケアに向いています。
スチームして使うと、毛穴のつまりを取り除いてくれます。


◇作り方
お好みでハーブウォーターをブレンドしても構いません。

・さっぱり化粧水
ハーブウォーターを顔に吹きかけてください。
これだけでも十分化粧水として働いてくれます。


・しっとり化粧水
ハーブウォーターだけでは保湿力が足りないという方は、こちらです。

ハーブウォーター 20m L
グリセリン 10m L

グリセリンを加えることで、保湿効果を高めます。
肌の状態に合わせて、ハーブウォーターとグリセリンの量は調節してください。
※防腐剤が含まれていませんので、冷蔵庫で保管し、2週間を目安に使い切ってください。


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今日は化粧水にオススメのハーブウォーターを紹介しました。

私はラベンダーウォーターを使っています。
夏はそのまま、乾燥してきたらグリセリンを混ぜています。
保湿ケアに加えて、日焼けケアにもなり、夜は気分が落ち着くので眠りに入りやすいです。
一石三鳥ぐらいのお得感です。

肌に悩みがある方は、症状に合わせてブレンドするといいかもしれません。
日々の肌ケアもオリジナル化粧水を試してみてはいかがでしょうか♪


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