見出し画像

ローレルについて学んでみました


勝利の証、自信を取り戻す香り。

**

こんにちは。しおりです。
連休いかがお過ごしでしょうか。
予定がなくなってしまった方が多くいらっしゃるかと思いますが、時間が空いた時はアロマクラフトに挑戦してみてはいかがでしょうか。

今日のテーマである「ローレル」は、日本語では月桂樹と呼ばれ、スパイシーな香りで風邪予防や呼吸器系のサポート、メンタル面への働きかけなど、様々な効能を持ちます。
ローレルがどんな精油なのか、歴史や使い方を見ていきます。

1.ローレルとは

画像1

学名:Laurus nobilis
科名:クスノキ科
別名:月桂樹、ローリエ
花言葉:栄光、勝利、栄誉
主な産地:モロッコ、フランス、スロベニア、バルカン

歴史
学名は「laurus」はラテン語で賞賛する、「nobilis」はラテン語で名高い、を意味します。ローレルは古代から勝者の証とされ、オリンピック発祥のギリシャでは、ローリエの枝葉で編んだ冠である月桂冠が名誉の象徴とされていて、現代でも勝者に贈られるようです。
ギリシア神話では、アポロンが水の精ダフネに求愛しましたが、ダフネは拒否してローレルの樹に姿を変えました。このため、ローレルはアポロンに捧げられるようになったと言われています。
古代ギリシアでは予言の神アポロンとのつながりから、予見のハーブとも呼ばれ、ローレルの葉を枕の下に敷いて予知夢を見るためにも使っていました。

香辛料としては、「ローリエ」と呼ばれ、肉の臭い消しやシチューやカレーなどの煮込み料理に乾燥した葉を使います。


精油
水蒸気蒸留部位:葉
香り:かすかに甘く、カンファー様でスパイシーな香り
蒸散速度:トップノート
相性の良い香り:ユーカリ、ジュニパー、フランキンセンス、サイプレス、クラリセージ、ローズマリー
※アレルギー体質の方はアレルギー反応を示すことがあるので、パッチテストを行ってから使用してください。


作用
・感染症予防
・免疫力向上
・炎症や痛みを抑える
・呼吸器系に働きかけ、気管支炎や鼻づまりを改善する
・自律神経のバランス調整


2.オススメレシピ

画像2

ローレルは風邪予防からメンタル面にまで色々な用途に使えます。

◇風邪予防、免疫力アップオイル

ローレル  6滴
ユーカリ・ラディアタ 3滴
ティートゥリー  3滴
キャリアオイル 30m L

風邪予防に、デコルテ〜胸周辺にオイルをやさしく塗布してください。


◇鼻づまり解消ジェル

ローレル  5滴
ユーカリ・ラディアタ 3滴
ホーウッド 2滴
ジェル基材 10g

鼻の周辺に塗布してください。
目に入らないよう注意してください。


◇咳など気管支の調子が悪い時

芳香浴で吸入
洗面器にお湯を張り、精油をたらします。


蒸気を吸い込むことで、気管支に芳香成分が届きます。


◇メンタルケアオイル

ローレル  8滴
ローズマリー・シネオール 6滴
グレープフルーツ 4滴
ホホバオイル 30m L

不安やストレスを感じる時に効果的です。
例えば、失敗して自信を失っている時やプライドが傷ついた時など。
オイルの香りを楽しみつつ、やさしくマッサージしながら塗布してください。


**
今回はローレルについて学びました。
古代から勝利や栄光の象徴として使われたローレルは自信を付けてくれる香りです。
ちょっぴり自信をなくした時にはぴったりの香りなので、オイルではなく、芳香浴など香りで満たしてみるのもオススメです。

料理でも抗菌作用を発揮しているように、抗菌作用にも優れているので、風邪などの感染症予防も期待できます。

オススメレシピを紹介しましたが、ご自身の好きな香りを追加すると、さらなる効果が期待できるので、自分だけのオリジナルブレンドを探してみてください♪


しおり

気に入っていただけたらサポートお願いします。いただいたサポートはアロマの勉強やクラフト作りに使わせていただきます。