節目に思い出すインド一人旅の記憶
学生の頃、祖母や叔父の死、ある終末期の患者さんとの出逢いの中で緩和ケアやホスピスに興味を持つようになった。
それから本やたくさんの方々との出逢いの中で、ますます生と死の在り方や他国の死生観が気になるようになり、いつか海外のホスピスを巡ってみたいなあなんて思ったりもしていた。
この興味に拍車をかけたのが大学生の頃に地域看護学の実習で目の当たりにした日本の縮図のようなエリアである"きぼうのいえ"という場所だ。
山谷にあるホスピスなのだが、身寄りがいない方やホームレスの方が生