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否定ではなく、肯定しよう(絶対に読まないでください)

ある教師の方から聞いた話です。

よくある話ですが、ある小学校では、廊下を走る子供が多く先生がよく注意をしていたそうです。

子供たちの行動を変えるべく、目標を立てたようです。

その目標は、「廊下を走らない」です。

その目標に対して、守ることができる子供もいましたが、廊下を走る子供は、それほど減らなかったようです。

そこで、目標を変更したそうです。

その目標は、「廊下はゆっくり歩こう」です。

すると、どうでしょうか。

みんなその目標を守るようになり、廊下を走る子は、ほとんどいなくなったのです。

否定する言葉から、肯定する言葉に変えたら、子供たちの行動が変わったのです。

なぜでしょうか??

脳は否定語を理解できないと言われています。

例えば、

『きれいなピンク色のレモンを想像しないでください』

と言われたら、思わず想像してしまうものです。

「想像しないでください」

と言われて、意識しようとしても、自動的に想像してしまうようにできているのです。

「廊下は、走らない」

という感じで、否定的に禁止したとしても、よほど意識しない限り、難しいということです。

本日のブログのタイトルも、(絶対に読まないでください)と入れていますが、ここまで読み進めたあなたは、否定し、禁止したはずですが、それに従うことができなかったと言えます。

これは日常生活に応用した方が良さそうです。

まずは、否定し、禁止するのではなく、別の肯定的な表現に置き換える

これによって、自分も他人も行動を変えることができるかもしれません。

無意識にやってしまうことがあれば、一度試してみるといいと思います。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

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