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いい人キャラをやめられる人、やめられない人

あなたは、いい人ですか?

いい人でいれば、安心です。

責められることがないからです。

嫌われることがないからです。

好かれるかもしれないからです。

ただ、いい人キャラでいると、どうなってしまうのでしょうか。

言いたいことが、言えないかもしれません。

『これを言ったら、嫌われるか』という考えがわくからです。

正直に、素直に自分の気持ちを言うと、相手から嫌われてしまうかもしれません。

責められるかもしれません。

いい人キャラは安全確保には必要なことなのです。

他には、どんなことが起きるのでしょうか。

自分の人生にとって、どうでもいいことをしなければならなくなるかもしれません。

本当は、自分が大切にしたい仲間やパートナー、家族との時間を優先したいのに、どうでもいい付き合いを断りきれず、優先してしまうかもしれません。

自分の人生にとって、どうでもいい時間を優先してしまうのです。


いい人キャラをやめることができたら、どれだけ安心して、楽に生きられるのでしょうか。

いい人キャラを手放すことができる人は、何をしたのでしょうか?

まずは、自分が “いい人でいなければならない”と思い込んだルーツに気づくことができるといいと思います。

その思い込みのルーツは、

いつ?

どこで?

なぜ?

を思い出してみます。


それは、幼稚園に通っていた時、いい子でいたら、褒められたからかもしれません。

自分の言いたいことをはっきり言ったら、なぜか、みんなの前で恥をかき、もうこんな想いはしたくない

と思ったからかもしれません。

そして、本当は、何を大事にしたんだろう?

ということを考えてみます。

『そうすると、自分を守りたくって、自分を大事にしたいんだなぁ』

なんてことに気づけるかもしれません。

腑に落ちる感覚です。

それに気づいたら、次のようなことを考えてみます。

『そのいい人キャラによって、失っているものはないか?』

ということをじっくり考えてみます。

いい人キャラでいて、人を気にしてばかりで、本当の自分を失っているかもしれません。

他には、いい人キャラで、付き合いもいいから、忙しくて、自分の大事な時間を失っているかもしれません。

では、次に

『いい人キャラを手放すことができたら、何が手に入るんだろう?』

を考えてみます。

自由が手に入るかもしれません。

いい人を演じなくていいので、とても楽になるかもしれません。

本当の自分を生きることができて、楽しくなるかもしれません。

という感じで、いい人でいることを決め込んだルーツを探る。

何を大事にしたいのかを受け入れる。

そして、何を失っているのかを考える。

それを手放したら、何が手に入るのかを考えます。

あとは、自分で選択するのみです。

それができた人は、いい人キャラをやめることができます。

いつもいい人キャラを演じて、疲れてしまい、しんどい思いをされている方は、一度考えてみるといいかもしれません。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。


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