リフを弾いてみたらギターのやる気増した話。

 ピアノをやりたくないと思ったことは何度かあります。子供の習い事では当たり前なのかもしれませんが、もともと私の意志でやっていたわけではないので、習わされているという感覚が強かったです。
 私がピアノを好きになったのは、知っている曲を弾けるようになった時だったと思います。簡単にアレンジされたもので、大した難易度ではなかったのに、しかもそれをしっかりと弾けているわけでもなかったのに、自分の手で知っている曲を弾いている瞬間というのは、どうしようもなく心が躍るものでした。

 ピアノがある程度弾けるようになった今では、最初ほど感動を味わうことはないのかもしれないです。余程難しいものは無理ですけれど、大概のものは練習すれば弾けるようになると分かっているので。それでも弾いてたら楽しいのですけれど。

 動画を見ていた時にたまたま見つけて、『Smoke On The Water』をアコースティックギターで弾いてみました。エレキギターで無ければそんなにカッコよくならないのではないかとも思ったのですが、ちょっと感動するくらいにはカッコよかったです。全然綺麗に弾けては無いんですけれど。

 簡単なもので、しかもそれの演奏が不完全であったとしても、音楽をやっていると、こんな感動を味わえるのだったかと、初心に返った気持ちです。ギターは本当に初心者ですけれど。
 徐々にギターの沼にハマってきている気がします。

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