無いものねだりしてるものは本当に欲しいものなのか…

先日、脳傾向性診断というものを受けた。

読んで字のごとく、自分の脳の傾向を知るというもの。

脳の傾向自体は「あぁ、そうだろうなぁ」という感じで、驚きはそんなに無かった。
全体を見て動くタイプなのも、コミュニケーション優位なのも、何かをコツコツやるのは苦手なのも納得。

終わった後、少しだけモヤモヤしたのが感情の出力がとても低いことだった。

だいぶ感じられるようになったのに、私はまだ感情を押し殺してるのかなぁと思ったのだ。

感情表現が豊かな人を見ると、とても可愛らしいなぁと思う。
よく笑ったり、よく泣いたりする人。

笑うのも泣くのも私はそんなにリアクションが大きくない。
よく笑ってはいるし、泣きそうになることもあるけど、リアクションは小さいと思う。

モヤモヤしたので、久しぶりに来たモヤモヤと向き合ってみた。

感情を感じてないの？
いや、そんな事ない。
モヤっとしたらキャッチアップしてる。
なんなら、毎日嬉しいとから楽しいとか感じてる。
怒りは少しコントロールしたいと思ってしてるところある。
だから、身につけたスキルの一つなの。

ん？それなのに、なんでモヤモヤするの？

もっと嬉しいー！！！！！楽しいー！！！！！ってなった方が良いと思ってる？

そうかも…。
え、本当に？

私の理想の女性はオーバーリアクションなのかな？？

いや…それはない…

なんなら、ほんわかといつも笑顔でいるって感じ。

え、それなら何も問題なくない？

と結論が出た。
そう、問題ないのだ。

感情を私が感じられている実感があって、私は私の気持ちを受け止めている。

それなのに、数値に左右されそうになったのだ。
危ない、危ない。

既に私の中にあるのに、それを忘れて欲しくないものをないものねだりするところだった…。

感情を受け止める器がとても大きいと言ってもらったから、私は私の器に甘えて、感情を出したい時が来れば思いっきり出すだけだ。

嬉しいも楽しいも悲しいも辛いも、それが大かろうが小さかろうが私の大事な感情だ。