【ディープかごしま】#018 霧島の自然を味わいつくす乗馬体験
(文 : SELF ふるかわりさ)
地元の人でもあまり知らないディープかごしま(みやざき)。
ぜひ一度味わっていただきたいのが乗馬です。
乗馬なんてやったことない！という方でも大丈夫。
小学生の娘ですら抵抗なく乗れるくらい、ていねいにコツや楽しみ方を教えてくれます。
最初は馬に乗るところから。
参加するメンバーの顔ぶれを見て、その人に合いそうな性格の馬を薦めてくれます。
乗る時は、補助台があるので子どもでも女性でも大丈夫。まずはこのサークルの中で、馬とのコミュニケーションの仕方を習います。どのくらいの強さでおなかを蹴ると馬が歩き出してくれるのか。左右に曲がりたい時は手綱をどう扱えばいいのか、止まってもらいたい時、スピードを落としたい時はどうすればいいのか。
指示した通りに馬が動いてくれるおかげで、こちらもすぐにコツを掴めます。(少しずつ心が通うようでどんどん自分の馬に愛情が湧いてきます)
グループ全員が「もう大丈夫！」となったらいよいよ森に。
心地よい木立の中を1時間ほど乗るコースから、高千穂の方まで行けるちょっと長めのコース、上級者向けの「天空ライド」など、レベルや時間に合わせていくつかのコースがあり、どれも満足度高いです。
自然の中に入る時は、先頭と最後尾にスタッフさんがついてくれるので安心です。サークルの中では学べなかったような急な坂道の登り降りの時や、馬に出すサインが曖昧な時などは、何回でも丁寧に教えてくれます。
慣れてくると、それぞれの馬の性格の話や、どんな時期にどんな景色が楽しめるかなど、いろんなお話をしてくれます。
この時はまだ肌寒い春先でしたが、5月はミヤマキリシマが一面に咲いたり、冬には雪景色が見られたりするらしく季節ごとに訪れたくなってしまいます。
何より、馬でなければ絶対に行けなさそうな道をスイスイと登っていけたり、ヘビや虫などを気にせずに自然が楽しめるのも嬉しいところ。
経験者は、こんな感じで颯爽と森を駆け抜けられるそう。
いつか体験してみたい。
普段よりグッと高い位置からみる森の中の景色は、想像以上に素晴らしいです。
ちょっと開けたところに出ると「写真撮りましょうか？」と声かけてくれるのも嬉しい。
森の中をグングン進むと突然、視界が開けて目の前に雄大な山々が現れます。
この日はあいにく桜島は雲に隠れて見えませんでしたが高千穂はきれいに見ることができました。
まさに馬の背から見る「馬の背」(笑)
日常生活ではなかなか味わえない、霧島の自然の豊かさを五感で楽しめるアクティビティ。
ぜひチャレンジしてみてください！
サウスヒルステーブル霧島乗馬牧場HP
予約は電話が一番はやいです。
お支払いが現金のみなのでお気をつけください。
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