ストックホルム滞在記 #001 スーパー編
(文:ふるかわりさ)
ひょんなことでストックホルムに1ヶ月ほど住むことになり、観光客とは違う視点でスウェーデンの暮らしが見えてきました。
今回はスーパーマーケット編をお届けします。
どのスーパーも量り売りが基本
まずはスーパーでの買い物。まず「いいな」と感じたのは基本的に野菜や果物はどれも1個から買えるというところ。おかげで「プラごみを出さない生活」が日本と比べると格段に実現しやすいです。
大き目のお店だとお肉やお魚、お惣菜なども量り売りしています。店員さんは基本的に誰でも英語が通じますが、商品のパッケージや説明などはスウェーデン語のみのものがほとんどです。
分からないことは店員さんに聞けば、どなたもとてもフレンドリーに答えてくれるので、困ることはほとんどありません。
物価は日本と比べると割高。卵10個で600円くらい、キャベツ1玉、きゅうり2本も600円(45クローナ)くらい。牛乳や果物などは日本とほぼ変わらない感じです。
セルフレジが多い
店員さんのいるレジの数 < セルフレジの数 で、支払いは99%クレジットカード。1ヶ月ほど滞在して、キャッシュを使っているお客さんを見たのは1-2回です。
かなりキャッシュレス化が進んでいる
ほとんどのお店で現金も使えるけど、コロナが流行り始めたタイミングでみんな現金の受け渡しを避けたこともあって今はほとんどの人が非接触型のクレジットカードを使うようになっているとのことでした。
ちなみに、アメリカエクスプレスは使えない店舗がけっこうあります。ご注意を。
レジ袋はどこも有料
基本的にほとんどの人がマイバッグを持って買い物に来ています。レジ袋は有料。紙袋の方が多く、ビニール製のものは紙袋に比べて割高です。
おまけ:こちらで食べて特においしいと感じたもの
1) クリスプブレッド (クネッケブロード)
こちらに来た当初にホテルの朝食で初めて食べて感激したのが沢山の種類の、クラッカー状の平たいパン。スーパーでもいろんな種類のものが売られています。
ちなみにホテルの朝食で他に感動したのは酢漬けのニシン!生のニシン(一口大)を甘酢でしめてあり、それをマスタードやハーブなどでアレンジしたものが数種類ありました。
2) 果物類
好みによると思いますが、日本の果物のように糖度の高さや、種がない等を売りにしているものが少ない(無い?)ように感じています。
ほっぺたが落ちるほどおいしい!という高級品ではなく、あっさりしていて食べやすい。値段も手頃です。
3) パンやマフィン
パンやマフィン、ドーナツと言った小麦粉系のものは当然ですがどれもとてもおいしいです。
4) コケモモのジャム
スウェーデンの肉料理(ミートボールなど)に必ず添えられるコケモモのジャム。日本で一般的に手に入るものの中ではいちごジャムに味が近いように感じます。
初めてハンバーグ(チーズソース)にマッシュポテトと、このジャムが添えられているのを見た時には「ジャム???」と思いましたが、ぜひ騙されたと思ってご自宅でも挑戦してみてください。
市販のものより砂糖と果物を煮詰めて作る自家製のものがおいしいと思います。キウイやパイン、イチゴなどのジャムは間違いなくおいしくなりそうな気がしています。
5)チーズ(種類が豊富)
とにかくどのお店もチーズの種類が多いです。この店は特に品揃えが豊富で、上2枚の写真に写っているものの倍くらいチーズコーナーがあります。1年暮らしても全種類制覇は無理そうです
ストックホルム滞在記、次回は交通と街の風景についてまとめてみようと思います。お楽しみに。
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