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今回の「State of Play」はFF16特集 気になる点をいくつか

今朝、YoutubeのPlaystation公式チャンネルにて今後発売予定のゲームを紹介する「State of Play」の4月期版が配信されました。今回は新作や今後のラインナップを紹介するというよりは、6月に発売予定の「ファイナルファンタジー XVI」(※以下、FF16と記す)の特集となっており、FF16の映像にプロデューサーの吉田さんのナレーションで本作の魅力を紹介する、といった内容となっておりました。

今回の映像を見ての率直な感想としては、「良作となるかそうでないか、これは実際にプレイしてみるまで分からないな」ということになります。

前作FF15がFFファンまたはゲームファンの間では周知のように、かなり微妙な出来のものとなっておりました。そのため、次作となる今回の「FF16」には「今度こそは面白くなるだろう」という周囲からの期待、もちろん僕自身も期待している一人なのですが、そういう「今度こそ頼むよ……!」という空気感のようなものが最初からあったのです。

そういった経緯があるため、期待しつつこれまでもちょくちょく出される追加情報にも目を通していたのですが、「う~ん……?」と思うようなところがいくつかあります。これは「FF16」を否定するような意味ではなく、期待しているからこそ出てくる“ちょっと気になるところ”です。

あくまで今回の映像を見てのものとなりますので、実際のゲームとは異なるかもしれません。そこを含んだうえでもしよろしければお付き合いください。


召喚獣「フェニックス」の動きの固さ

映像のわりと早い段階、おそらくムービー中のものと思われますが、召喚獣「フェニックス」(と思われるもの)が飛んでいるシーンがあるのですが、なんかこの「フェニックス」の動きが固く見えたのです。いまいち鳥が羽ばたいているような感じに見えないというか。

「いやいや鳥とフェニックスは違うだろう」と言われればそれまでなんですが、気になると言えば気になります。

まぁハイスピードバトル中であればそんなに気にならない部分かもしれません。


主人公だけが戦っている感

バトルシーンの映像もいくつかありました。説明によると、パーティメンバーは基本的にオートで戦っているので、主人公の操作だけに集中すれば良いとのこと。「ファイナルファンタジー7リメイク」(※以下、FF7R)の戦闘と同じような感じでしょうね。

戦闘がアクションになればあっちもこっちも操作していられないため、この方式も仕方ないのかなとは思うのですが、これってなんか「結局一人で戦っている」感じに見えてきちゃうんですよね。FF15やFF7Rのときもそのように感じられた方はいらっしゃるのではないでしょうか。

オンラインゲームであればそれでもいいんです。他のパーティメンバーはそれぞれ別の人間が操作する「それぞれの自分」ですからね。しかしオフラインゲームで操作するのが一人になると「なんだかこのゲームはこいつ一人だけの物語なのかなぁ」という気になってきます。

実際に触っての肌感は分からないので結局プレイしてみるしかないんですけどね。


なんか暗い物語そうなイメージ

映像の最後に今回の「FF16」のテーマソングが米津玄師さんによるものであることが発表されました。PV映像も出ていますが、まぁ……いつもの米津さんです。

断っておきますが、僕自身は米津玄師さんの歌は嫌いではありません。どっちかというとむしろ好きなほうでitunesにもいくつか曲が入っています。

しかし米津さんが歌うとなると、聞いてなくてもある程度の雰囲気は察せられますよね。ちょっと前に「シン・ウルトラマン」がAmazonプライムで配信され、そこで米津さんのテーマソングを聞いた方もいらっしゃると思いますが、今回の「FF16」の歌もちょうどあんな感じです。

な~んかちょっと「寂しい感じ」になってるんですよね。

またこれまでに公開された「FF16」の映像とも相まって、「もしかして今回はちょっと暗めな物語なのかな」という気がすごいしています。なんかクリアした後でもモヤモヤしたものが残りそうな…そんな雰囲気。

思えば「FF13」、「FF15」もそういった終わり方ですよね。一応は世界を救っている(ようなことをしている)のだけれど、けっこうな犠牲を出したうえで(特に主人公たち側に)終わっているという。

「FF16」は果たしてどんな感じの物語が展開していくんですかね。


以上が今回の「State of Play」を見たうえでの感想になります。いろいろと言っていますが、僕は「FF16」には期待しています。

今回はちょっとマイナスイメージなことばかり書きましたが、これが実際の商品で良い意味で払拭されることを願っています。プレイした後で「あのときのあんな考えなんて杞憂だったな」と思えるような作品であってほしいと思います。


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