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酒は飲んでも呑まれるな 今日は「愛酒の日」

僕は自分でお酒は好きなほうだと思っています。ただ、飲む「頻度」は多くありません。せいぜい月に1、2回。なんだったら全く飲まない月もあるくらいです。

ビールは全く飲まないので、風呂上りや晩飯時に「プシュッ」と開けて毎日のようにビールを飲む人と比べても、「ほとんどお酒を飲まないほう」に入ってしまうと思います。

ただそれでもお酒は好きです。中でも日本酒が。

なんか……自分には“合う”んですよ、日本酒が。焼酎だとかワインだとかいろいろありますけどね。やっぱり「しっくりくる」のは日本酒なんです。


さて、今回はなぜこんな話から入っているかというと、今日(8月24日)が「愛酒の日」という記念日だからです。酒を愛し、酒を飲むことを好んでいた歌人、若山牧水(わかやまぼくすい)の誕生日にちなんで作られた記念日のようです。

この若山牧水が僕と違うのは、文字通り「死ぬほど酒を飲んでいた」ということでしょうね。

なんとこの人、肝硬変で亡くなったそうです。肝硬変はアルコールの摂取などにより引き起こされる肝臓の病気です。本人からしてみれば、ある意味「本望」なのかもしれませんが、いくらお酒好きだとしてもこうなるまで飲みたいとは……ちょっと思わないですね。


ちなみにこの若山牧水は歌人であるため、お酒にまつわる歌もいくつか詠んでいます。

【かんがへて 飲みはじめたる 一合の 二合の酒の 夏のゆふぐれ】

飲もうか飲むまいか一旦は考えてみたものの、いざ飲み始めたら一合、二合と飲み進めてしまっている、という歌です。うん、完全にダメですね。


【朝酒は やめむ昼ざけ せんもなし ゆふがたばかり 少し飲ましめ】

やめようやめようと思いながら、朝も飲み昼も飲み結局夕方も飲んどるやんけ。お酒好きなのは分かりますが、自制できない人だったんですねぇ。


「酒は百薬の長」と言います。といってもさすがに薬になるとまでは思わないのですが、飲む量さえ考えれば普通の食事と変わらない、「美味しさ」を感じられる飲み物だと思います。

普段からちょっと「う~ん……飲みすぎかな」と思っている方、この「愛酒の日」に少し考えてみてはいかがですかね。

なにごとも“ほどほど”が良いものです。

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