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雰囲気のよいアドベンチャー「ナツノカナタ」が今年の夏にフルバージョンをリリース

ちょうど5月の中旬ごろ、「ナツノカナタ」というアドベンチャーゲームをライブ配信を通してプレイしていました。

このゲームは現在、Steamで無料で配信されているもので、今のところは早期アクセス版となっております。

早期アクセス版
制作者が考えている“完成品”には至っていないけれど、とりあえず遊べる状態にはなっているもののこと。
早めに出して少しでも開発資金を確保したい場合や、ユーザーからのフィードバックを製品に取り入れたいと考えている場合に用いられる配信方法。

いわゆる「体験版」程度のものもあれば、「これ、ほとんど完成してるんじゃないの?」と思うものもある。

この「ナツノカナタ」のフルバージョン(完成版)が今年の夏にリリースされるということが制作側から発表されたので、実際にプレイしていたこともあり少し紹介したいと思います。


ただ読み進めるだけではない

この「ナツノカナタ」はテキスト形式のアドベンチャーゲームです。一見、ビジュアルノベルのような雰囲気もあるのですが、ただ読み進めて終わりではなく、このゲームには「探索パート」というものがあり、そこではゲームを進めるために必要となるであろうアイテム達を自分で見つけたり、クラフトして作り出したりします。

正直、この「探索パート」はちょっと面倒に感じる部分もあるのですが、このゲームで描かれている世界を生き残るためには必要となってくるものです。

探索パートではアイテムを集める


二つの視点から世界の謎に挑むストーリー

さて、「世界を生き残る」などと書きましたが、このゲームのストーリーはどのようなものなのでしょうか。

ここではほんのさわりだけをネタバレにならない程度に説明します。

このゲームにおいてメイン中のメインの登場人物は二人になります。一人は主人公となるナツノという女子高生。そして、そのナツノとコンピュータを通して会話をするあなた(プレイヤーがこの“あなた”となる)。

このナツノがいる世界は原因不明の感染症により社会の生活機能がマヒしているような世界。仕事や勉強などやっていられる状況ではなく、日々生きていくための物資を空き家などから取ってくるような毎日です。

しかし“あなた”のいる世界はいわゆる現実世界と同じような感じ。特に問題もなく毎日が過ぎ去っていくような世界です。

同じ国にいるはずなのに、なぜこのように全く違う環境になってしまっているのか。ナツノのいる世界を救う手段はあるのか。

このように世界の謎に挑んでいきつつ、それぞれの考えでこの世界を生きている人たちとの関わりがこの物語の主軸となっています。


現在は物語半分

僕は一応エンドクレジットが出てくるところまでプレイしたのですが、現在(2022年5月)では早期アクセス版のため、物語は半分程度のものとなっているようです。

進めているといろいろと判明してくることもありつつ、新たに生まれてくる謎もあるので、先の展開が気になる内容となっていると感じました。

ちょうど夏の時期にフルバージョンがリリースされるということで、このゲームの世界観と合っているかもしれません(ゲームではセミの鳴き声なども聞こえる)。

雰囲気のよいノベルゲーム的なものを望んでいる方は遊んでみるのも良いと思います。気になった方はぜひ現在の無料版を試してみてください。


今回はこのへんで。

それでは、また。

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