今日は「いい推しの日」 「推し」とは何かを改めて知る
毎日何かしらの記念日がある、ということで今回も記念日に関する話題なのですが、本日11月4日の記念日の中からは「いい推しの日」を選んでみようと思います。
「推し」という言葉が出来、世の中に広まってきたのはここ数年内の話。当然この「いい推しの日」という記念日も出来てからそれほど経っていないものになります。一見すると語呂合わせ「1104(いいおし)」から、一部の人だけがフザけ半分で言っている日のように思われますが、こちら2019年に一般社団法人・日本記念日協会により正式に認定されています。
最初のうちは若い人だけが「推し」という言葉を使っていました。
そもそもこの言葉が出てきたのは、AKB48などをはじめとする大人数でのアイドルグループに対して「俺はこの中ではこの娘が好き」「私はこの人が好みかな」という「一推しのメンバー」つまり「推しメン」というのが出てきたことが始まりかと思います。
今ではそういったアイドルやタレントに限らず、漫画やアニメのキャラクターであったり食べ物であったり場所であったり……様々なものの中から「自分が好きなもの」という意味合いで「推し」という言葉を使うようになり、若い人だけでなくご高齢の方まで
「私はこのお店が“推し”なのよ~」
と言っていたりするのを聞くようになりました。
時代時代によって言葉というのは移り変わりますので、この「推し」という言葉もいつかは別の言葉に取って変わられる日もくるかもしれませんが、年齢に限らず使われるようになるというのはなかなかすごいですね。
さてこの「推し」というもの、実は単純に「好きなもの」「応援したい人」というだけではなく、「推薦」の「推」の字が使われているように、「他の人にも推薦したいほどのもの」という意味も込められているそうです。それぞれがそれぞれの持つ「好きなもの」がありますので、“好きなものの押し付け”であっては困りますが、人から聞くことによって知るものもいろいろあると思います。
今日は「いい推しの日」でもありますし、「他の誰かに知ってもらいたいな」というものがあれば、SNSで広めてみても良いのではないでしょうか。その際には「押し付け」でない程度にお願いします(笑)。
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