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32ビット機戦争に名乗りをあげた!今日はサターンの発売された日

11月21日が“任天堂の日”なら、その翌日の11月22日は“セガの日”……というわけではないですが、今日はセガサターンの発売された日です。

このセガサターンが発売されたとき、

「いよいよ32ビット機による次世代機が世に出てきた!」

とゲームファンは湧いたものです。

実際にはこれより前にPanasonicから「3DO」というゲーム機が出るには出ていたのですが、能力的にはともかくソフトのラインナップに恵まれず埋もれていた感があります。(スパIIXがアーケードとほぼ遜色ない形で遊べたのは当時羨ましかったのですが、それくらい……)


このセガサターン、決して3Dに強いハードでは無かったのですが、当時セガから出ていたゲーセンのゲームは3Dが中心。当然サターンに移植されるものも3Dのゲームが多かったです。「バーチャファイターが遊べる」というのは、売り文句としてはかなり大きかったのではないかと思います。

ただやっぱり僕としては、2Dのゲームに強かったことが購入に至った理由かなと思います。当時のゲーセンは「格闘ゲーム全盛期」。3Dの格闘ゲームはほんの一部で、ほとんどは2Dのものばかりでした。これらをゲーセンとほとんど同じ感覚で遊べるサターンは、とても魅力的だったのです。

しかしながら、僕はサターンは発売日には買いませんでした。なぜかというと……この日から約2週間後にはあの「プレイステーション」の発売が控えていたからです。お金のある人は“両方とも”買ったのでしょうが、当時の僕にそんなお金はあるわけもなく……。32ビット機のどっちを買うかと悩んだ末、このときはプレイステーションを買うことに決めていたのです。

そのこともあってか、僕にとってはこの11月22日という日は静かな日でした。「サターンを手に入れてホクホクしている人もいるんだろうなぁ」とは思いつつも、僕自身は2週間後のほうが気になって気持ちがそわそわ。そんな感じでしたね。


結局僕がセガサターンを買ったのはこれから半年以上も後の夏の日。まぁそれでも早い方じゃないかとは思いますけどね。

この頃は今のように、「だいたいどのハードでも同じゲームが遊べる」という時代でも無かったので、サターンではサターンでしか遊べないゲームというのがたくさんありました。「パンツァードラグーンツヴァイ」「ガーディアンヒーローズ」などなど。「サクラ大戦」も最初は“セガのもの”という感じでしたね。

今でもハードごと持っているのですが、ちょっと遊びづらいのはレトロゲームの難点ですね。テレビなどに繋ぐのもHDMIケーブルが主流ですし。

先日「メガドライブミニ2」が発売されたばかりではありますが、今度はセガに「セガサターンミニ」をぜひ出して欲しいなんて思ったりします。ソニーも「プレイステーションクラシック」を出していたことですし、セガさん、なんとかなりませんかね?


あー、久しぶりにサターンのゲームが遊びたくなったな~。


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