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パワースポットに行きたいと思ったら part 2

3次元のこの世界でスピリチュアルに生きているスピリアリストのSeleneです。

パワースポットと呼ばれる場所はたくさんありますね。
前回の投稿では、産土神社と氏神さまについてお話しました。

助けが欲しいとき、他力に頼りたいとき、何かにすがりたいとき、
ちょっとネットで調べれば、救いの力を与えていただけそうな場所がたくさん紹介されていて、どこに行くべきか迷ってしまうくらいです。

いくつもあるパワースポットの中から、「ここだ!」と決めて行く。
誰かに相談して行く。
行きやすい場所だからとりあえず行ってみる。

決め方は様々ですね。

私もパワースポットと呼ばれる場所には少なからず通っていますが、好きな時に日本中を旅行できる身分というわけではないので、近場の同じ場所に何度も訪問することもあります。

そして、同じ場所を何度か訪問したときに
「あれ?ここ、前に来た時と違う」
と感じてしまうことがあります。 すべての場所に当てはまるわけではないですが、前回来た時とその場から受ける感覚が異なるという感じでしょうか。
私は見えないものが見えるわけではないですが、その場の雰囲気というか、空気感というか、何かが違うのです。
最初のうちは、
「気のせいかな」
と思い、その後も同じ場所を何度か訪問してみましたが、やはり違う。
自分と合わないような気さえすることもあります。
でも、場所は変わっていないのです。 変わったのは自分。
過去にその場所から力をいただいて元気になれたり、その場所に行くことで自分自身を奮い起こすことができたとしても、自分の意識や立ち位置が変わると、必要なものも変わるということなのでしょう。


数年前に、子供の頃に夏休みを過ごした場所を訪れた時のこと。そのときに得も言われぬ感覚に陥りました。 その場所は先祖代々が眠る小さな丘の麓にあり、祖父が子供時代に暮らした場所でもあります。 国道から脇道に入り山に向かって進んでいくと、舗装された道は砂利道となり、道の脇には小さな川が流れ、緑も多く非常にのどかな場所です。 川に架かる小さな橋を渡ると古い鳥居があり、祖父が護ったお社があります。

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その橋を渡った瞬間に、気温が数度下がったように感じました。 真夏で蒸し暑いのに、研ぎ澄まされたような冷たい空気に包まれた感覚です。 細い川なのに、流れる川の水音も大きく聞こえ、天に向かって伸びる木々が、別の世界への入り口のように見えました。 決して大きなお社ではありませんが、その場に立っているだけで、杜に抱かれ大きな安心感を得、自分が内側から洗われて、とてもすがすがしい気持ちになったのです。

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それ以来、何もなくてもこの場所に足を運ぶようになり、この場所こそが自分のパワースポットなのだと気づきました。 地図にも載っていないような小さなお社ではありますが、ご先祖様が葬られている土地であり、彼等が代々護り続けられてきたお社ですから、自分の内観を深めるのに最適な場所、そして自分に必要な最高の力をいただける場所なのだと思います。 

パワースポットとして万人に広く知られた場所でなくても、その場所に行くと明らかに空気が変わり、大きな愛で包み込まれるような場所。そんな一人ひとりのパワースポットは必ずあるはずです。 
幼い頃の記憶、懐かしい場所、日常の中で気になってふと足が向く場所など、ほかの人には感じることがなくても、自分自身で感じることができる、自分専用のパワースポットを探してみませんか? 

それは必ず見つかるはずですし、最も自分自身を癒し、力づけてくれる場所であるはずです。


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