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潜在意識は驚くような方法で叶えてくれた。そう、たしかに叶えてくれた。

 潜在意識やら、引き寄せの法則について学んでいると、次のように言われることがよくあります。 


・願い=叶う (願った時点で叶っている)
・願いを宇宙に放ったらあとは宇宙にお任せ
・願ったら叶う方法は潜在意識に任せる
・良い気分でいる
・執着を捨てる
・潜在意識は善悪を判断できない
・同じ波動のものを引き寄せる
・認識、設定を変える・・・・などなど。

 以前、私は引き寄せの法則の一例として、自分がくじ運がよいという内容の記事を書きました。 くじを引いたときは、その景品が「欲しい」「あったらいいな」という気持ちはあるけれど、その後はくじのことなど忘れて過ごしていると当選してしまったというお話です。 つまり、景品が欲しいという願いを、くじを引くという行為により宇宙に放ち、すぐにそれを忘れてしまう、即ち執着を持たずに良い気分で過ごすことで、旅行やらバッグが手に入る(願いが叶う)というスキームのお話です。


 今回は潜在意識などについて全く知らない幼かった頃の願いについてのお話をしたいと思います。

 みなさんは子供の頃に見たテレビ番組を覚えていますか? ご自身の人生に影響を与えた番組はありますか? 
アニメ、人形劇、ドラマなど子供向けのテレビ番組はたくさんありましたが、私にとって小さいながらに驚きと感動を覚え、それがのちの人生に影響した番組というのは、シットコムと呼ばれる海外ドラマでした。 「奥さまは魔女」「愉快なブレディ家」「ニューヨークパパ」などの、アメリカのファミリードラマです。 ドラマの中に登場する大きな車、家の前には広い芝生、大きな冷蔵庫の扉は左右に開き、その中にはアイスクリームが入っていました。 「奥さまは魔女」のサマンサや、ブレディ家のお手伝いさんであるアリスは家のオーブンでクッキーやケーキを焼き、スーパーマーケットでものすごい量の食糧を買っていました。 「ニューヨークパパ」の記憶はほとんどないのですが、マンハッタンの夜景が見える部屋がとても印象的だったことは覚えています。やさしくて頼りになる“執事”という人がいることを初めて知ったのも「ニューヨークパパ」でした。 これらの番組が何度も再放送されるたびに繰り返し番組を見ては、“アメリカに住みたい” “アメリカの学校に通いたい” “大きな冷蔵庫のあるキッチンでお菓子作りをしたい” と夢を描いていましたが、いつの間にかその夢も忘れてしまい、気づけば海外旅行に自分で行ける年齢になってしまっていました。 就職し、そのお給料で自由にアメリカにも行けるようになって数年、忘れていたこの夢が実現することになりました。 当時働いていた会社で知り合った男性と結婚することになったのです。 彼はアメリカの現地法人に出向が決まったため、私が幼いころに夢に描いていた、家の前に芝生のある家に住み、観音開きの大型冷蔵庫には、大型のアメ車で出かけたスーパーマーケットで買ったたくさんのアイスクリームや冷凍食品を入れ、オーブンでクッキーやケーキを焼くという駐在員の妻の生活が始まったのです。 結婚してすぐに渡米し子供もいなかったので、近くのカレッジに入学することもできました。 そうです。アメリカの学校に通いたいという夢までも叶ってしまったのです。 叶うまでに20年以上かかりましたが、叶ったのは事実です。

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 願いは思いもよらない方法で叶う、潜在意識は有能だから自分では想像できない方法を用いて叶えてくれる、だから叶う方法までは細かく決めるべきではないと言われます。例えば「お金持ちになりたい」という願いがあったときに、宝くじの高額当選という方法を選んで「宝くじが当たりますように」と願ってしまうと、宝くじが当たりますようにと願い続ける現実が引き寄せられ、いつまでたっても宝くじには当たらない。さらに、お金持ちになる方法を宝くじの当選ということだけに限定してしまっているので、他の方法があるのにそれを受け取ることができなくなるということです。 私も時間はかかりましたが、思いもよらない方法でアメリカでの生活が叶いました。 そしてこの夢の実現には、さらにもうひとつ驚くべき力が働いていたのです。(続く)

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