【リリック】silent grace

silent  grace

良くも悪くも明日の陽が登れば
別の誰かがブランクを埋めてくれる
荒唐無稽の野望に胸を焼き
青いままの果実を摘む

「本当は虚しくなんかないんだろう」

時計の針を入れ替える遊びのような
やさしい革命を待ちわびて
光る波が僕らの心象風景に
寄せては返す

「君だけは離さないぜ」

いつか穏やかなメロディにのせて
言葉は風に踊るだろう
予感は希望の火を灯し
つつましい日々に祝福を

silent  grace

曇りガラスに描いた魚が
雨の水面にポツリと跳ねる
この世界はあらゆる示唆に溢れている
君が笑う

サヨナラをかき消すように

いつも思い出されるメロディが
心の線に触れる時
涙は細く跡を残して
還らぬ日々を赦すだろう

silent  grace

神がいること
祈りが届くこと

いつか穏やかなメロディにのせて
言葉は風に踊るだろう
予感は希望の火を灯し
つつましい日々に祝福を

silent  grace

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