ICC FUKUOKA 2024に参加して -株式会社sekurabe-
こんにちは、株式会社sekurabe代表の松井です。
先日、2月20日~2月22日に福岡で開催されたICCサミットFUKUOKA 2024 に運営スタッフとして参加させて頂きました。
今回スタッフという立場で参加をさせて頂いたのですが、登壇している経営者や参加しているスタートアップの経営陣との関わる機会も多くあり、本当に心が震える経験をさせて頂きました。
自身も会社を創業したてでこれからだという事もあり、これから全力で頑張るぞ!という決意も込めて、学びや得た刺激をまとめてみました。
(幸か不幸か、私が担当していた会場は完全オフレコセッションが多く、セッションの具体的な内容について言及することはNGであるため、概略的な内容となってしまう事はご容赦ください、、)
【1】 熱意120%全員真剣のスタートアップ経営者
ICCサミットにおける名物企画といえば、スタートアップの登竜門とも呼ばれる"カタパルト"だと思いますが、カタパルトの会場に一歩足を踏み入れると少し異質な空気を感じます。
そこで目の当たりにしたのは、暗がりの会場の中で一点にライトを受けながら大勢の審査員・観客の中で1人でピッチをするスタートアップ経営者の方々でした。
企業の事業規模は大小さまざまで、小さい企業に関しては年商が1億に満たない企業もあり、日々の貴重な営業時間を投げうってカタパルトに参加しているまさに命がけのプレゼンです。
心を打たれたポイントとしては、7分間のプレゼンを聞き終わると、聞く前は全く知らなかった見ず知らずの人の事を応援したくなる気持ちになっていることです。
その人が何を感じ、これまで何を経験して、会社を創業して、今どのように挑戦をしているのか、全てが一つのストーリーとなって入ってくるため、終わる頃には昔から知ってたかのように、想いを馳せてしまうのです。
それも全て、全チャレンジャーが真剣に、120%の熱量でその場に立ち、自身のビジョンを掲げているからです。想いを持ち、行動する人に人は付いていきたくなると改めて感じる瞬間でした。
そして自分自身も起業した原体験を大事にしながら、何のために自分は事業を行うのかを考えながら日々過ごしていくことを決めました。
【2】 -No 貪欲, No 成長 / 常に謙虚で-
3日間で計12セッション、1セッション当たり1時間半程度、濃密で学びの多いセッションを運営させていただきました。
セッション内容としてはマーケティングに関するものや、スタートアップのファイナンス戦略、プレIPO企業の悩みに上場企業の役員陣がアドバイスする内容、プロダクト作りの極意など多岐に渡るものではありましたが、共通していた事としては、登壇者の経営陣が常に互いに学びあっているという点でした。
ステージ上で話しながら、他の人が話している間は携帯やメモ帳にメモを取りながら話を聞いている経営者が多く散見され、上場企業のCXOクラスまで上り詰めても、現状に安住しないで常に貪欲に学びに行く姿勢を忘れない事の重要性に改めて気付かされました。
そしてスタッフとして、機材やスライドの確認、会期後の確認などを行うために登壇者の方々とお話をさせて頂く機会が多かったのですが、一流の経営陣は本当に物腰が柔らかく、謙虚な方が多いという点も実感いたしました。
事業に対する熱量や、自信は強くあるものの、他者に対して強い当たりをする方はおらず、常に謙虚な姿勢を忘れない重要性を姿を通じて学ばせていただきました。
【3】 「伝えたくてたまらない言葉」
ICC最終日、最終セッションは3時間のワークショップがありました。
私が参加させて頂いたワークショップでは五島列島なかむらただし社から、コピーライターの中村直史さんが講師として、言語化に関するテーマでセッションを行っていただきました。
元々電通でコピーライターとして多数のテレビCMのコピーライティングに携わってきた中村さんのお話は、全く飾らずに等身大で、だけど言葉に重みがあるお話でした。
私が印象に残った事として2つあり、1つ目は「良い言葉とは何か?」という問いかけに対して、中村さんの中の解として「伝えたくてたまらない言葉」という点が印象に残っています。
「良い言葉ってなんだろう」って変に小難しく考えてしまって、言葉にまとめることに少し手こずっていた時に、スッと入ってくるワーディングを頂けて、気持ちよく腹落ちした覚えがあります。
今ではこの言葉を中心に据えながら、会社のHPやnoteの記事での言葉を考えるようにしています。
そして2つ目は、中村さんのコピーライターという「言葉を考える」仕事に対する考え方のお言葉です。
言葉を仕事にしてきたからこそ行きついた考えでもあり、万人に共通する視点として「どのような見方で世界を見るのか、そして語るのか」を考えないといけないなと思わされる考え方でした。
まとめ
今回初めて参加してみて、短期間にも関わらず刺激と学びを多く得られる時間となり、満足度も高い機会となりました。
個人としては、今後会社の成長のためにICCに登壇していた経営者に負けない程の熱量で全力でコトに向かいたいと決意し直しております。
最後までお読み頂きありがとうございました!来週以降はマーケティングや営業に関する記事を投稿していきたいと思います。
事業のご相談やお問い合わせのある方は、以下より頂ければと思います。
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