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「運用改善の教科書」オンライン立ち読み

Twitterでやって好評だった「著者オススメ立ち読みページ」をまとめておきます。
こんな時期なので、立ち読みをしに書店に行くのが難しい方もいるかと思いますので、参考になれば幸いです。

■著書の構成
今回は「改善の進め方」と「改善の要素」の二本柱です。

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■運用改善の必要性
1章では、なぜ運用改善が必要かを解説しています。
「図と表だけパラパラ見れば、なんとなくわかる」が基本コンセプトなので、本書も図表が多めです。

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■サービスレベルごと検討する代表的な項目
2章はシステムだけじゃなくて、サービス全体をまとめて考えて運用しよう。そのためにルールを見直そうという内容です。
サービス・ポートフォリオ管理をベースにサービス・ライフサイクルの考え方とか、サービスレベルに応じた運用方針とかについて解説しています。

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■具体的な運用改善の進め方
3章は具体的な運用改善の進め方について解説しています。
ベースとしているのはITILの7ステップノ改善プロセスです。ここは私が普段の業務としてやっている内容を汎化して書いています。
けっこうそのまま使えると思います。

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書籍で例にしたのは、申請作業の自動化です。

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徹底的に定量化(数値化)していきます

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■自動化とツール
運用改善といったら、自動化は避けて通れません。
自動化の分類と、自動化した場合に運用に与える影響などをまとめています。

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こちらはIaCのイメージ図とメリデメ。

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■クラウドサービスの運用
運用設計の教科書では、あえて触れなかったクラウドサービスの運用方法ですが、今回はしっかり扱いました。
SaaSの運用設計方法については、秘伝のタレみたいな話を書けたと思っています。

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■情報セキュリティの強化
情報セキュリティも、運用では避けては通れない道ですよね。。。
セキュリティ対策の実装を書くと、それだけで1冊になってしまう(そして、私がそれほど詳しくない)ので、運用として最低限考慮しておかなければならないことをまとめました。

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■運用チームに求められるスキル
変化の多い時代に突入しているので、スキルの可視化/向上も外せませんでした。個人的は、一番気合を入れて調べものをしたし、実際に知り合いにインタビューしたり、施策を試してみたりしています。

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執筆の際にまとめたスキル分類表は、今回ダウンロードできるようにしておきました。
Twitterでは言ってませんが、これは書籍を買わなくてもダウンロードできます。太っ腹!

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■運用改善の目標の立て方
8章はCOBITの解説をしながら、運用改善の目標の立て方を説明しています。
誰にも評価されない改善活動は、運用チームを不幸にします。
そんなことを少しでも減らすべく、経営層と話をしてほしいというメッセージをまとめました。

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■電子書籍もおすすめ
今回は参考文献、引用先を出来る限り明記しています。
電子書籍だと、それらのリンクをクリック出来るのでオススメです。

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ということで、気になった方は見ていってください!
3,000円ぐらいの価値はあると思いますよ!








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