自分の事なんて人は気にしていない

2020年2月23日(日)

2日間ほど家とジムと買い物にしか行っていなかったが、今日はおでかけ。夜、友達が主催するちょっとしたパーティー的なものに行ってきた。出会い目的のパーティーは東京だとけっこうよくある。婚活パーティーみたいに、会社が主催するもではなく、複数人の幹事さんたち友達の友達くらいまでをよんで都内のクラブとかバーみたいなお店を貸し切って、50人以上の規模のパーティーが開催されている。幹事の人たちは副業として主催している人もいるらしい。とにかく、同年代の独身男女がこれだけ一夜に集まれる東京は魅惑な街である。

もともと仲の良い人がTwitterのオフ会を開催して、そこで知り合った友達が主催しているパーティーなので、今までも何度か気軽に参加している。『ちょっとしたパーティー』にお誘いがあっても敷居が高いと感じる人は、少なからずいると思うが、慣れてしまえばなんてことはない。

大学院同期の友達を誘って2人で参加した。20時の開始すぐだと人が少ないので少し20時半前くらいに行ったが、やっぱりまだガラガラで男女ともにあまっている人たちがちらほらみられた。Sex and The City(SATC)をはじめとして欧米のドラマや映画を見るとパーティーのシーンはとても多く日常生活の中に自然に存在するものなのだろう。SATCではだいたい目が合って、男のほうから近づいてきて"Hi!" と言って自然に会話がはじまるが、日本だとそうもいかないことが多い(笑)。しばらくは2人きりでしゃべっていた。じつはパーティーはこれでもいい。周りをみて、話してる男女の様子を実況中継したり、女の子の服装をチェックしたり、この中だったら誰がタイプ?とか勝手に盛り上がっていればいいのだ。

しばらくして幹事の友達が巡回しにきて、誰か良い人いたら紹介するよ、と言ってくれた。一緒にきた女の子が、あの白いシャツの人かっこいい、というと幹事の友達は『オッケー!』と言って彼らのほうに行って話し始めた。どうせ紹介してくれるならこちらから伺おう、と思って彼らのほうに私たちもいくと、友達は紹介することもなく去っていた。おい!である(笑)。しかも彼らはなんだかシャイなのか、いまいち話をふってくれない。しかしこちらも年の功でとくにそんなことは気にせず(笑)、せっかくなので積極的に話しかけてみた。挙句、『俺、年上好きなんですよね、』とか言われて、すっかりテンションはあがりお酒が進んでしまう(笑)。会話が一段落してドリンクをとりにいって戻ってくると友達はほかの男の人につかまっていて、遠くのほうから温かく見守ることにした。結構酔いがまわってしまい、しばらくすみのほうで人間観察をしていることにした。中盤もすぎてそれぞれで盛り上がってる頃には、ひとりでまったりしていても誰も気にしない。そのうちに、誰かがやってきてほとんど絡まれ(笑)、酔っ払って楽しく過ごした。みんな夢中になっているときは人のことなんて気にしていないし、そもそも自分が思うほど、誰も自分のことなんて興味はない。一目を気にして様子をうかがっているくらいなら、自分から話しかけるなり好き勝手やればいいことを、パーティーにくると思い出せて良い。

結局かなり酔っ払ってふらふらになりながら電車にのり、なんとか最寄りの駅につくものの気持ちが悪くなってしまい、駅員さんに『最終電車発車しますよ!』と壁越しに言われ、『ここで降りまああす!!』と力を振り絞った。楽しくても、飲みすぎ注意。

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