「個性とは何か」と問われた養老孟司が「身体性でしょう」と即答していた。非常に養老孟司だと思った。つまり、あれだけ人が嫌いだと言いつつ、人間仕草を捨てず世間へ歩み寄る。私だったら「遺伝子という箱」と答えるが、それでは芸がない。彼は死ぬ間際までそうしないわけです。

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