長く現役を続けるために
元日ハムの片岡篤史氏が開設しているYouTubeの片岡チャンネルに彼の高校の大先輩清原和博氏がゲストで出演していた。
その番組内で清原氏が守備練習の事について語っていた。なんでも1時間半位、手でボールをコロコロ転がされてそれをひたすら捕る練習を徹底的にやらされたそうだ。当時の清原氏も「何でこんなこと」と思ったそうだが、後々これが正しい足の運び方や股関節の柔軟性に役にたったそうだ。そして今少年に教える時にそれを実践しているみたいだ。
その時に彼が感じたのは最近の少年たちは股関節が硬い子が多いらしく、殆んどの子が捕球に行く際に、頭が先に突っ込んでしまうそうだ。
近年土のグラウンドより人工芝が多くなり、腰の高い選手がプロでも増えていってる気がする。それでも土のグラウンドと違ってイレギュラーも少ないのでセンスで処理できてしまう。
ただ股関節の柔軟性は野球の全ての動作で重要と言われており、股関節が硬すぎるとそれだけで腰痛や肉離れなど様々なケガを誘発する原因になってしまう。加えて人工芝のグラウンドというのは膝に相当な負担がかかるのでより股関節の柔軟性は比較的身体が柔らかい少年時代にストレッチなどを入念におこなわせる事が重要だ。
最後に股関節の柔軟性のチェックは、①立った姿勢から両足を結ぶ線の長さが正三角形となる姿勢をとる
②その体勢から膝関節と股関節をまげる
③その時踵は地面につけたままにする。
その時にお尻が深く下がれば柔軟性が高く、逆に沈まなければ股関節が硬い、という事になる。
私も少年野球をやってたうん10年前にコーチから「腰を落とせ❗」と口酸っぱく言われていた。野球は才能がなく挫折したが、同世代の人たちがアチコチ痛い、と言う割に殆んどケガらしいケガと無縁でこれてるのはその言葉のおかげだったりするかもしれない。
未来を担うスポーツ少年たちには是非股関節の柔軟性を高め、ケガなく長い現役を送ってほしい。
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