台風

会議タイフーンに、どう対処するか

あなたの職場にもいるでしょう?会議で、暴風雨のように発言する人。いや、ありがたいのです。だって、色々な意見を述べてくれますから。でも、さすがに毎回ガンガン来られるとまわりの人はうんざりしてしまう。もっと悪いのは他の人が発言しなくなる。その人に対して意見を言おうものなら熱帯性低気圧のように強烈な反論が吹き荒れます。会議タイフーンを巻き起こす人の意見は概して正論であり良い案です。だから、むげにダメとは言えない。ただ、その人は会議の場の「空気」を読みません。「手順というものがあるからなあ」と他の出席者は思うわけです。やがて、その人を排除して会議を進めたいと言う人が出てきます。でも、ちょっと待って下さい。それでは「異質」を遠ざけて「同質」の人たちだけで物事を決めることになります。グローバル化とはもっと「異質」な存在とも付き合っていくことでしょう。タイフーンが吹き荒れる会議も社内のグローバル化への練習と考えてみませんか。大事なことはその人の意見を「またか」と退けずにひとまず、きちんと聞くこと。そして反対であればしっかりと意見を言い合うこと。嵐が吹き荒れても、ガンバレ!そうやってダイナミックにぶつかり合えば生産的な結論にたどり着けるはず。


ヤフーニュース個人関沢コラムより

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