水戸黄門と時代劇
勧善懲悪という世界
善が勧められ、悪が懲らしめられる類のシナリオですが、子供の頃はこいつを「完全懲悪」だと勘違いをしていた。
この間違いって、結構あるんじゃないかなぁ
水戸黄門って、松下幸之助にゆかりがあって、初回シリーズは結構松下さんのご意見が入っていたとかいないとか。
時代劇が家族向けにみやすくなったこの作品のおかげで、結構時代劇は好きでみていました。
時代劇に関しては、海外勢は参入できないですし、比較できないもんね。
なので、時代劇の独自の進化は結構楽しく見守っていました。
時代劇の良さは、
・主従関係
・人情
・殺陣
・ファッション
・日本だけど日本じゃない異空間(これそのものがファンタジー)
・食文化
・魔法もある
・サスペンス仕立てもできる
いろんな角度で、日本だけど日本じゃない異世界と、その人情の世界観が好きでたまらなかったです。
別の回でも書こうと思うのですが、人と人の関係性の濃さ(=人情)に憧れがふんだんにあるんだと思います。ボクは。
上記にもあるように、元々海外ドラマで好きだったポイントがふんだんに盛り込まれているのが時代劇でもありました。
鬼平犯科帳というインパクト
そして、1989年、衝撃的な時代劇が登場することになる!
その名も鬼平犯科帳!
何度か映像化はされているのですが、このシリーズは、圧巻でしたよ。
五感を刺激する時代劇。
人情味だけではなく、細部が素晴らしいのです。
鬼平犯科帳のいいところ
1.メイクや衣装がとても自然
2.着こなしが粋
3.料理が美味しそう、実際に再現度が高い
4.役者が上手い
5.殺陣も秀逸
6.音楽がジプシーキングス
ストーリーは、原作があるものですから、もちろん素敵なのですが、その原作をとても秀逸に映像化されているなぁと。
ぜひ、いろんな視点で皆さんもご覧いただきたい。
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