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同人誌との出会い

中有学の時だったか、小学校の同級生だった仲良しメンバーが「同人誌を立ち上げるので、小説を提供してほしい」という申し出を受けたことがあった。
すでに中学に上がり、小学生時代の空想ごっこは、ノートに小説を書き、仲間内で読み回してもらう、という活動に切り替わっていた。
記憶は定かではないが、おそらくそのノート小説を小学校を卒業しても遊び仲間だった彼らにも読んでもらっていたのだろう。

それに加え、当時流行っていた"D&D"という"テーブルトークRPG"を彼らと、よく実施していた。その中でもっぱら僕は"ダンジョンマスター"という立ち位置で、RPGのシナリオを作成し、彼らを終わりのない旅に誘っていたのだ。

この二つの要素から、きっと、同人誌の小説担当を仰せ使ったのだと記憶している。

映画「ラビリンス」1986
映画「ウィロー」1988
映画「里見八犬伝」1983

中学に上がった頃、僕の心に響いたのは剣と魔法の冒険アドベンチャー。
ちょうどこのような映画が次々にリリースされた時代だった。
和洋問わず、さまざまな個性を武器に、唯一無二な活躍をするヒーローやヒールに心弾ませておりました。

先にお伝えした、さまざまなアニメやドラマを含め、根本に強い思いを持って、何かに挑戦する登場人物たちに憧れていたり、そんな登場人物を物語の中で生かし、動かしてみたいという想像癖は、日に日に増して行った結果、それが小説や、ダンジョンマスターへの道に私自身の時間軸を交わらせることになったんだと分析します。

テーブルトークのアイテム

あと、これ、一番大事なポイントなのですが、僕はいつも物語を作る際に、身近なところにフォーカスを当てて、妄想し始めるのです。
例えば、すぐそばにいる友人、意中の人物、など、
そして彼らを妄想の中で物語の中に配置し、小説やテーブルトークの中で活躍していただいておりました。

きっと、この作風は今でも変わらず、目の前に現れた出演候補者の持つatmosphereを起点に、物語が組み上がっていく、なので、僕にとって違和感のない世界が広がっていくんだろうなぁと、分析しております。

まとめ

というわけで、幼少からの読み聞かされ体験を発端に、テレビっ子の私はやがて映画っ子になり、同人誌と手持ちのノートの中に身近な友人たちを使って冒険活劇や、ロマンスを描き始めた中学時代のお話でした。

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