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成長して恩返しできるような走りがしたい/田浦英理歌②

積水化学女子陸上競技部に加入して、
約2年が経過した田浦英理歌選手。
しかし、この2年間は怪我もあり、
辛い時期も長くありました。

気持ちを切り替えられたきっかけ

「1年目は、正直、精神的にもきつくて、怪我で走れないし、色々思うことがありました。やめようかなと思ったこともありました」

1年目はクイーンズ駅伝前に恥骨を疲労骨折。
その後、練習に復帰しますが、
走り始めた矢先に今度は膝を疲労骨折。
結果的に、怪我の期間が長引いてしまいました。

それでも、前向きに気持ちを切り替えられたのは、
様々な人との対話の中に、
答えを見つけたからでした。

「色々相談していた親だったり、積水化学のチームメイトのみなさんに話を聞いてもらって、 自分の中で心の変化があった感じですね」

レースごとに成長

状況が好転し始めたのは、2年目の夏合宿前。
ちょうど牧野圭祐コーチも加わり、
色々な方に支えてもらう中で、徐々に自身も、
結果が残せるようになって行きました。

そして、10月のMDC東京では5000mで、
15分36秒40と、自己ベスト更新。
活躍の要因を本人は「純粋に練習が
積み重ねられるようになったから」だと分析します。

さらに、駅伝を挟んで、12月に出場した
エディオンディスタンスチャレンジin大阪2023でも、
15分32秒14で自己記録更新と、
調子をあげてきている田浦選手。

「駅伝では積極的な走りができなかったので、それを反省してエディオンでは、できるだけ最初についていって、途中やラストで粘って前に立って走ってみたいなと思い、積極的に走るように心がけました。それが結果に出たのかなと思っています」
と、レースごとに成長しています。


1年1年、目標を考えていきたい

これからの課題を、
「私は故障が多く補強などが苦手なので、筋肉を増やしたり、食事なども気をつけて体を作っていきたい」
と語る田浦選手。

「頑張ってみようって切り替えて、今年はちゃんと目標にしていた駅伝で走ることと、トラックでは5000mの日本選手権参加標準記録も突破できたので、続けてきて良かったなと思います」

「去年に比べたらちょっとは成長できていると思いますが、1年1年、目標を考えていきたい。私の目標は日本代表とか高いものではないですけど、積水化学に入って走らせていただている以上は、積水化学に貢献できるような走りをして、成長して恩返しができるように頑張っていきたいです」

陸上を通して会う従業員の方々、
声援の力を感じた駅伝。
たくさんの応援を受けて田浦選手は、
自分なりの目標に向けて、
これからも進んでいきます。


文:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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