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初めて受けた応援の中で

2連覇を狙いながら、準優勝に終わった
積水化学のクイーンズ駅伝2022。
2区を走った卜部蘭選手は、レース6日前にやっと、
痛みなくポイント練習ができたぐらい、
ギリギリ間に合わせたコンディションでした。

それでも、3年連続の区間賞を獲得した卜部選手。
最後まで走り切れたのは、
「本当に色々な方に最後まで応援していただいたおかげなので、 今まで以上に”走れるありがたみ”を感じたレースでした」
と感謝の気持ちを口にします。

最後まで頑張ってくれたみんなへ

トラックシーズン含めて、
卜部選手には、厳しい結果も多かった1年。
それでも、挑戦を続ける仲間の姿に、
勇気づけられることが、多々ありました。

「個人としてもトラックシーズンから苦しい場面が多かったですけど、他の選手がマラソンや5000m・10000mに挑戦する姿を見て、感じるものがありました。自分も苦しかったけど、それがすごく力になったからこそ、駅伝はみんなで笑いたいという想いに繋がっていました」

最善の努力をして調子をあわせましたが、
万全ではない中でのレース。
その中でも、気持ちが途切れなかったのは、
支えてくれたスタッフたちへの感謝が
原動力になっていたからです。

「最後も結構、体がきついところはありました。でも、最後の最後まで体の調整だったり、コンディションを駅伝に持ってこようとチームで取り組むことができた。やっぱりそれが、走り切れた理由として大きかったと思います」

一人ひとりの顔を見て、勇気づけられた

目標に向かって継続し、積み重ねていく
大切さを、改めて感じた一年。
特に精神面では、回りからパワーを
もらえたのが力になりました。

「心の部分などでは、やはり選手のみなさんの頑張りや、従業員の方々からすごくパワーをもらって、1年やってこれたなと思います」

今大会は、3年ぶりに沿道での応援が解禁。
2年前から実業団駅伝に参加している卜部選手にとって、
初めて応援の中で走れたことが、
大きな喜びのひとつとなっています。

「私は今回が初めて有観客での駅伝でした。この2年間も無観客の中、オンラインなどで繋いでくださっていましたが、初めて直接この場でお会いして応援いただいて、改めて勇気づけられました。こうやって一人ひとりのお顔を見て、応援してくださっているんだなと改めて感じたので、この気持ちはまた次のレースに繋がると思います」


準優勝が悔しく感じるのは、その分、
優勝への譲れない想いが強くなったということ。

「もう1度、優勝の喜びをみんなで感じたいと思って挑み、それぞれがベスト尽くした結果の2位だったと思います。来年の優勝を目指す、次に繋がる形になったので、また来年、みなさんと一緒に喜びたいと思います」

そう語る卜部選手は、声援を受けてさらに強くなり
また来年の駅伝に帰ってきてくれることでしょう。



文:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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